出版社内容情報
琵琶湖の北から京都、大阪を流れる淀川を、空の上から見ていく鳥瞰地図絵本。源流から河口まで、赤鬼と少年が雲の上からご案内!
内容説明
全長170km。滋賀と福井の県境から南へ向けて流れだし名前を変えながら琵琶湖、京都、大阪の町をぬけて海にそそぐ、関西の川・淀川。川には大きなダムや堰がつくられ、まわりには新幹線や高速道路などもたくさん走っています。また古いお寺や、昔のお城、いくさのあとなどもあちらこちらで見ることができます。そんな古代から現代まで流域の人々に親しまれてきた淀川を大津の赤鬼と、お使いの男の子が雲に乗って案内します。
著者等紹介
村松昭[ムラマツアキラ]
1940年千葉県市川市生まれ。鳥瞰絵図作家。都立立川高校卒業後、桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。そのかたわら1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チロル
17
図書館本、絵本。「日本の川」シリーズで7冊あるうちの1冊。地元の川も「よどがわ(淀川)」に流れていっているので、本書に載っていました。川を中心に見る地元含め、知っている地域をみるのは何だか嬉しかったりします(^^)それに、当たり前にある景色 知っている場所の歴史にも、川(水)との関わりがあったと知って、また見る目が変わりそうです。「やまざきのたたかい(山崎の戦い)」今度、大河ドラマ『麒麟がくる』で放送されるかな? その部分だけでも見てみたいです!(笑)2020/10/25
遠い日
17
日本の川シリーズ。淀川はわたしには馴染み深い川。こうして見てみると、名前を変えながら、いくつもの町や都市を流れて大阪湾までいくのだなぁと驚く。ときどき歴史を振り返りながらのページも楽しい。その土地土地の生きもの、植物なども丁寧に織り込まれて、見応えあり。2016/09/20
ざるめ
13
「ちくまがわ・しなのがわ」で大好きになった日本の川シリーズ♪今回は赤鬼と、おつかいの男の子がよどがわを下っていく(^o^)琵琶湖の上流から始まるのがイイ!ヾ(゚▽゚*)そして途中、むかしへ行くのもイイ(´∇`)もっと他の日本の川シリーズを読みたいけれど、うちの街の図書館には2冊しかないんだぁ(-.-)2019/11/18
マツユキ
12
大津の赤鬼と、お使いの男の子が空の上から、琵琶湖から海まで、淀川をたどる。土地の歴史や、動植物の名前や、鉄道など、情報量が多く、一つ一つ楽しめました。他の川も読みたい。2020/01/31
みよちゃん
9
よどがわを空から見て旅をする、単なる航空写真から眺めるだけでなく、そこで暮らす生き物、生活する人々、そこで起こった歴史的物語、空に生きる鳥たち、川の生き物、鉄道やダムや、あらゆることが一冊に盛り込まれていて、大変面白かった。説明もあかおにと男の子、けん玉が切れて赤い玉が川に落ち、目印になっていく。源流から大阪湾まで、長い旅をした充実感があった。2016/09/25
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