岡本太郎が、いる

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岡本太郎が、いる

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103041122
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0095

内容説明

生活をともにした人だけが語れる、誰だって惚れずにはいられない“人間・岡本太郎”の魅力の全て。

目次

第1部 太郎別れと出会い(最後の頃;「原始」から激動へ;新橋界隈;聖家族 ほか)
第2部 太郎マンダラ(マイナスに賭ける;エネルギーの噴出;結婚より秘書;孤愁 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

36
岡本太郎の言葉はそれこそ「どこを切ってもTARO」な、読むこちらにも流れる真っ赤な血潮を感じさせる迫力がある(その歯に衣着せぬ言葉の「功罪」――とくに「罪」――というものがあると思う)。それと比べると岡本敏子の言葉とはなんとおおらかなことか。太郎というクセの強い個性をいっけんすると秘書として崇拝するようで、その実その個性を実にたくみに飼いならしマス(大衆)に向けて伝達・伝道することに成功している。ここで語られる太郎のエピソードはどれも興味深いが、そのエピソードを親愛を込めて書き記す敏子の筆致も見事なものだ2025/08/31

ポテンヒット

11
一番近くにいた著者から見た岡本太郎の話。岡本太郎はとてもチャーミングで人を惹きつける存在でありながら、孤高の人という印象を受けた。秘書であり養女とはどういう事だろうと思っていたが、その辺りの経緯も書かれていた。養女とか妻とかそのような肩書きは関係なく、出会うべくして出会い共に生きるという感じ。一人の人物にこれほど心酔し尊敬できる事に少し驚くが、岡本太郎にとってもなくてはならない人物だったのだろう。2024/03/28

Rinopy

2
最後まで読むとこの本のタイトルの意味が分かる気がしました。敏子さんにとって太郎さんは永遠の存在なんだなあと思う。色んな葛藤を得たであろうけど、太郎さんのすべてを受け入れた敏子さんの強さを感じました。2011/06/28

zeeen

1
敏子さんから見た岡本太郎の人間的魅力が満載。エネルギッシュでチャーミングで真っ直ぐな人となりにワクワクさせられる。そして著者の太郎氏への敬愛の念が心地よい読了感を残す。2021/01/26

gagayuta1990

1
パーキンンソン病で亡くなったタローさん。その横で支え続けた敏子さん。妻とか結婚とかそんな形式に囚われた形は二人には似つかないのかも知れない。ただ、ひとつ言えるのは、私達が尊敬し、或いは文章を書き私達に訴えかけてくるタローさんは敏子さんがいて初めて成り立っているということだ。2013/02/23

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