出版社内容情報
なぜ民謡は人を元気にするのだろう……北海道から沖縄まで全国の唄い手たちを訪ね歩き、根底に流れる情念をすくった滋味豊かな紀行。
日本人の真心を伝える歌声を訪ねて――唄と踊りとお酒で紡いだ愉快至極な民謡紀行! 民謡はなぜ、人を元気にするのだろう……佐渡おけさ、木曾節、会津磐梯山、河内音頭、黒田節などの名曲から福島復興の祈りを込めた盆踊りまで、全国各地を訪ね歩いて歌う現場を生で体感。唄の名手たちと語らい、歌い継がれてきた歴史と変遷を繙きながら、根底に流れる人びとの情念をすくっていく滋味豊かな紀行エッセイ!
内容説明
民謡は、日本のまごころ。北海道から沖縄まで、古今東西の唄と歌い手たちを訪ねて―歌って、踊って、飲んで紡いだ愉快で風味豊かな紀行エッセイ。
目次
秋田「秋田米とぎ唄」―蔵人の時計
香川「こんぴら船々」―こんぴら、いまむかし
神奈川「ダンチョネ節、三崎甚句」―百人の断腸
沖縄「安田屋ゆんた」―やいまのまやぐわーはミャヲミャヲと鳴く
青森「南部俵づみ唄」―三味線の渡る道
長野「木曾節」―なかのりさんを探して
新潟「佐渡おけさ」―佐渡は居よいか住みよいか
富山「こきりこ」―こきりこの秋、ででれこでん
徳島「三味線餅つき」―うだつ見あげて
宮崎「刈千切り唄」―添い遂げる唄〔ほか〕
著者等紹介
石田千[イシダセン]
1968年、福島県生まれ。東京育ち。國學院大學文学部卒。2001年、「大踏切書店のこと」で第1回古本小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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