あめりかむら

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103034520
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

死ぬか生きるかの瀬戸際に、なぜあんなヤツの顔が浮かんでくるんだろう……。人の心のあやうい情景を描き出す表題作他、胸の奥底に響く五つの短篇集。

内容説明

病再発の不安を消そうと出た旅先で、体の異変に襲われた道子。その瞬間脳裏に現われたのは、あれほど嫌っていた青年の姿だった―。エリートビジネスマンへの道をまっしぐらに進み、周囲の誰からも煙たがられた友人との心の絆を描き、芥川賞候補作となった表題作。下町の、古本屋を兼ねた居酒屋で繰り広げられる人情ドラマ「大踏切書店のこと」。いじめにあう幼な子と、犬との心の交流を描いた「クリ」など五篇を収録。著者初の小説集。

著者等紹介

石田千[イシダセン]
昭和43年福島県生まれ東京育ち。國學院大學文学部文学科卒業。「大踏切書店のこと」で、平成13年第1回古本小説大賞を受賞。平成23年「あめりかむら」が第145回芥川賞候補作となる。同作を収録した『あめりかむら』が初めての小説集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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