内容説明
新聞からテレビから、毎日飛び込んでくる、有名無名諸氏の冠婚葬祭・吉事凶事あれこれに、作句歴四半世紀の著者が贈る、俳句の御挨拶。９０年６月、フジモリ・ペルー大統領誕生「罌粟咲けり混沌不毛の大地にも」。９１年１１月、上原謙氏死去「人生は逆転だらけちやんちやんこ」。総登場人物３３０名。俳句で時代が見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロータス
0
俳句というより川柳と呼んだほうが正しい無理矢理季語を用いただけの句ばかりで、よくいえば「こんな俳句でもよいのか」と気楽になれるが、私は氏の句を″俳句″とは思わない。 それぞれの慶弔吉凶を説明する文章も偏見に満ちており読んでいて不快だった。また対象に対する「思い入れ」がみじんも感じられない。だからつまらない。氏の文章を辛口・毒舌と評しもするそうだが、単に口が悪いだけだ。2014/12/10
-
- 和書
- 小津安二郎作品集 〈３〉
