三島由紀夫 神の影法師

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103029717
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

三島由紀夫の生涯を貫いた主題とは?第一人者による渾身の決定版三島論。その“悲劇の王国”構築の秘儀と、遍歴する魂の核心に迫る。

目次

物語から心理小説へ
海の宴に―「花ざかりの森」
神仙の通い路
落花狼藉 英雄祖型について―「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」「青垣山の物語」「エスガイの狩」
時の断崖―「岬にての物語」
「サーカス」と特攻隊―「サーカス」「昭和廿年八月の記念に」「重症者の兇器」
恋物語の脱構築―「盗賊」
文人の処世 川端康成との出逢い―「川端康成論の一方法」ほか
鏡のなか 守護神ラディゲ―初期ラディゲ論
扮装と仮面―「扮装狂」〔ほか〕

著者等紹介

田中美代子[タナカミヨコ]
1936年(昭和11年)生れ。早稲田大学仏文科卒。「決定版 三島由紀夫全集」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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i-miya

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(田中美代子) 1936、早稲田大学仏文科卒。『決定版 三島由紀夫全集』編集委員。 2000.11-2005.08、42回、月報。1.物語から心理小説へ。2010.04.26  何をおいても言葉が三島の関心事であった。舌を巻かせる『花ざかりの森』(処女作)の作者自身による解説。模倣、模写、模作のオンパレードではないか。しかも、黴臭い復古調でもない。ダリやピカソ。「こころの輝き」は14歳のころかかれた。ラディゲ。レエモン・ラディゲ。小説、文学として読むのではなく、2010/04/30

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