ヒップホップの詩人たち

個数:
電子版価格
¥3,168
  • 電子版あり

ヒップホップの詩人たち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月05日 05時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 592,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784103014324
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

その音楽はストリートで生れた。聴け、ヒップホップに魂を捧げる現代詩人の咆哮を――。孤高の言葉を刻む人気ラッパー15人の肖像。

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

内容説明

パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。

目次

だからタトゥーのように音に痛みを乗せる(田我流)
あの日の夢なら今見てんだ(NORIKIYO)
夢もなく生きるならせめて笑え(鬼)
賭けるものがないんです、人生でいいですか(ZONE THE DARKNESS)
腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花(小林勝行)
となりにはJOKERが座っていたんだ(B.I.G.JOE)
こんなんでいいならくれてやるよ(レイト)
本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で泣く(チプルソ)
さっきまで楽しかった自分まあ慣れてるそんな気分(ERA)
生かされるなら生きてやる(志人)
これは断片化された紙芝居みたいなあたしのひとり試合(RUMI)
アイム・ア・ラッパー 手には千切れた手錠(ANARCHY)
ここはえらくこっけいでかくて広えーが冷てえ夜景(TOKONA‐X)
ラッパーは光、言葉は影(ILL‐BOSSTINO/THE BLUE HERB)

著者等紹介

都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで『POPEYE』『BRUTUS』誌で現代美術・建築・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、80年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1997年、『ROADSIDE JAPAN』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

99
10代の頃から面白いこと、楽しいことに貪欲で自分という表現者をリリックに落とし込んで、歌ってきた人達の生き様は悪か正義かという枠を越えた躍動感がある。彼等は常に動いている、それが結果的に後退だったとしても。そして彼等は決して諦めない。2020/11/05

kazi

26
気に入りの読書家さんのレビューに触発されて、私も一筆書いてみます。レビューの中で使われていた“生命力”という言葉が私の心臓にクリティカルヒットでした。『悪か正義かという枠を越えた躍動感』それってまさに私がヒップホップに対して感じていた魅力そのものだと気付かされた。本著を読んで思ったのは、ヒップホップはもはや音楽ではないって事。音楽というジャンルの中にはもう納まりきらなくなったんとちゃう??声、フロウ、リリックだけでは語りきれない。2020/11/15

koke

10
HIPHOPのリリックはアプローチの差はあれ、リアリティというのが重要で、そのヒリヒリしていたり、生々しいところが面白いと思います。ラッパーたちのリリックを現代詩ととらえ、彼らの生い立ちや境遇についてのインタビューを交えながら味わう内容です。凄まじい境遇を乗り越え今に至るラッパーも多く、彼らの生命力を直截に表現できるキャンバスがあってよかったと思いました。2023/04/28

readtuktuk

9
「新潮」連載時にいくつかは読んでいたが、単行本で再読。映画『アウトレイジ』の続編がいくつもできそうな、ラッパー15人のインタビュー。リリックもある。いまはYouTubuもあるからそのまま作品にもアクセスできる。田我流、レイト、NORIKIYO、ZONE THE DARKNESS、チルプソ。「マリファナ売ってどうのこうのとかってラップしてるひとたちもいるけど、そんなのいちばん楽じゃんって、俺いつも思うんですよ。悪いことしか表現できないなら、悪いひとにしか届かないっていうか」(ZONE THE〜) →2014/09/23

vaudou

8
真髄はリリック。インディ発だと歌詞カードなしがデフォなので、パンチライン記載は貴重であると共に、おのずと各人のリリシストとしての技量、そして差異も明らかにしてしまうのだなと。特筆はNORIKIYOと鬼の両名。その歌詞にはまさしく詩人の名に値する、文字組みだけでも作品として堪能できる神々しさすら漂っていた。2014/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5867398
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品