牧谿の猿―善人長屋

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牧谿の猿―善人長屋

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103003199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

磨きをかけた悪の手管で、しぶしぶ善をなす、あの長屋の面々が帰ってきた! 表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」など六話を収録。粋な情けと謎解きで大向こうを唸らせる大人気シリーズ最新刊!

内容説明

掏摸に盗人、騙りに裏の情報屋、美人局。そんな裏稼業持ち揃いの長屋に、日夜、人助けの種を運ぶ根っからの善人・加助。今日も商家のお内儀が、命同様に大事にしていた根付を探してほしいと訪ねてきた。が、その根付が伝説の盗賊の持ち物とわかり―(「白狐」)。ほか、妓楼から届く判じ絵の解読に挑む「三枚の絵文」、旅の途中で拾った男児の身許を追う「籠飼の長男」など六話を収録。粋な情けと鮮やかな謎解き。痛快シリーズis back!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

141
人助けの種を運ぶ加助。根っからの善人・加助。そして、引きずられるお節介な長屋の面々。読み終わる頃にやっと(本当にやっと)あぁ、こんなだったよねと自分に言っていた。まずいの、自分の記憶力が(泣)西條さん待たせ過ぎだわ。何年ぶり?シリーズは第四弾だった。2025/01/09

ちょろこ

121
シリーズ4の一冊。善人長屋最新刊も安定の読み心地。時も少しずつ流れていて、お縫ちゃんも19歳。縁談話に反応する文さんが実にわかりやすくて面白い。そして相変わらず善人長屋のメンバーは加助さんが持ち込む厄介ごとに大忙し。今作はあの人がいてくれたから、出会えたから…を主軸に巡り繋がる温かさが心いっぱい広がるのがいい。白狐の根付けがここまで不思議な縁を結び、キラキラ光り輝くとは。この構成も巧い。そして改めて加助さんなくしては成り立たない善人長屋を思う。お縫ちゃんの恋模様も気になるし、まだ続いて欲しいこのシリーズ。2025/02/17

タイ子

115
いやはや先日第三弾を再読してて良かったとつくづく感じた第4弾。質屋の差配さん始め、み~んなが裏の顔を持つ心優しき住人たち。掏摸に盗っ人、騙りに美人局、殺し以外はお手の物、人に迷惑をかけない、いやいや大いに掛けてますがな。1人だけ事情を知らないのが加助さん。その彼が毎度拾ってくる人助けの種。怪盗白狐からもらった大事な根付を探すお店の女房の話から長屋きってのイケメン・新九郎の袖に入っていた謎の手紙は文字の代わりの判じ絵が。牧谿の猿が白狐に繋がるとは。ホロリとさせてほっこりなごむ物語。続編はどうぞお早めに。2025/01/11

hirokun

83
★3 西條さんの善人長屋シリーズは4作目との事だが、1作は読んだ記憶がある。今回は短編集である為か期待よりホッコリ度が低かった。西條さんの人情時代小説は、安定の読み易さと読後のホッコリ感が期待でき、新刊はほとんど読んでいる。次回作に期待したい!!2025/01/23

itica(アイコン変えました)

74
シリーズ4(だったかな)これぞ善人長屋だ!と言える短編集。いやあ良かった。加助のお節介な人助けに長屋の皆が振り回されながらも結局は手を貸す。もはや善人以外の何者でもない。こう、事が上手く運ぶのは、悪は悪を知る所以だろうけれど。痛みや憤りが最後には泣いて笑って幸せを呼び込む、このシリーズが大好きだ。ただ、順当すぎてハラハラ感が少なかったように思う。読者は贅沢なのだ。 2025/01/13

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