新潮oh!文庫<br> ワインの謎解き―キーワードは太陽と大地

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新潮oh!文庫
ワインの謎解き―キーワードは太陽と大地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102900772
  • NDC分類 596.7
  • Cコード C0195

内容説明

ワインの味は、葡萄の実が浴びた大陽エネルギーと温度差で決まる。フランス南西部海側にあるボルドー地方の赤ワインは、穏やかで糖度の高い味になる。それでは、北部山側で生れた白ワインはどんな味に?ワイン・レストランのオーナー業を営む著者が書いた、ワイン研究の一冊。

目次

第1章 ワインのバリエーションの謎(ワインは「一地一態」;どうすればバリエーションが整理できるか;実際に整理してみれば ほか)
第2章 ワインの価格の謎(品質とは何か;規格の目的;小売価格が表しているものは、数量だ ほか)
第3章 ワインの味わいの謎(成分の違いは、なぜ起きるのか;カクテルが、教えること;ワインの登場人物 ほか)
付録 桜喰亭のワインリスト

著者等紹介

安間宏見[ヤスマヒロミ]
1946年名古屋生れ。慶応義塾大学中退。1985年、名古屋の桜の名所、瑞穂区初日町の山崎川沿いに、昭和初期の一軒家を改造したレストラン「桜喰亭」を開く。ワイン・レストランのオーナー業がワイン研究に深入りするきっかけになり、『ワインの謎解き』が生れた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんぽこ

3
コーヒー好きとして、コーヒーによく似たというワインを勉強するために読了。なるほど確かにワインとコーヒーって似てるな、と思いながら読みました。地域で味が決まり、それがワインでは「テロワール」と呼ばれているだけ。価格やブランドが大切なのではなく、飲んでいて「美味しい」と感じることこそがワインの(ひいては食べ物全般の)キモになる。それにしてもドイツのワインって面白いですね。甘くなるほど価格が高くなるのは、フランスのしきたりやしがらみによる価格高騰より好ましいです。2022/02/18

ikatnek

0
☆☆☆☆☆ 初めて読んだのは十数年前だが、非常にわかりやすく覚えやすい。2011/11/10

りっか

0
作者は名古屋の料亭のオーナー。ワインについては独学で勉強していたので、初心に返ったつもりで読んでみた。「この本が目指したものは、読者がされた今までの努力が1パーセントたりとも無駄になることなく、合理的なワインの知識として再構築されるように、その妨げになっている呪縛を取り除くことにあった」とあとがきに書いてある通り、今まで自分が吸収した知識をまとめるのに役に立つ説明や発見などがあり、初心者も勿論だが、ある程度知ってる人にもかなりオススメな本!!読むべし!2002/09/18

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