出版社内容情報
ソ連のような大ロシア帝国の建国を阻止しようとするジャック・ライアン。ロシア軍のウクライナ侵攻を見事に予言した巨匠の遺作。
30年前――。ジャック・ライアン・シニアは32歳のCIA分析官。彼は米英の情報機関の連絡係としてロンドンに出向、ソ連情勢を精査していた。その折スイスの銀行でKGBの金庫番と思われる人物が何者かに射殺された――。そして現在、ジャック・ジュニアもロンドンのリサーチ会社で同じくロシアの不正な資金の流れを追う。だが、30年前の父の行動が、今のジュニアを窮地に……。
内容説明
30年前―。ジャック・ライアン・シニアは32歳のCIA分析官。彼は米英の情報機関の連絡係としてロンドンに出向、ソ連情勢を精査していた。その折スイスの銀行でKGBの金庫番と思われる人物が何者かに射殺された―。そして現在、ジャック・ジュニアもロンドンのリサーチ会社で同じくロシアの不正な資金の流れを追う。だが、30年前の父の行動が、今のジュニアを窮地に…。
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
81
この本は、ロシアのクリミア侵攻の前に書かれていたんだな。クリミアを舞台に緊迫した事態が描かれたりする。事実の裏でもこんな諜報戦があったんだろうかと思ってしまう。現在の状況がなければハラハラドキドキのエンタメだと思うのだが、今は少し読むのが辛くなっている。2022/04/18
KAZOO
79
題名の割には比較的金とか情報がらみあるいは陰謀の話が多く感じています。開戦というからにはかなり局地戦的なものを期待していたのですが、まだまだで手きません。父親の30年前の話が出てきてそれが今の主人公に危機を、さらにザ・キャンパスのメンバーにもということでやっと面白くなってきました。2015/08/25
Hitoshi Mita
34
クリミア半島の危機!うーん実際の国際情勢とオーバーラップしてしまう!ライアン大統領の過去とリンクして面白くなってきた!続きが気になる!2015/03/29
Panzer Leader
30
30年前英国に駐在していたライアンSrの行動が現在のJrに影響を与え始めてきている。そしてクラーク達が滞在しているウクライナが段々ときな臭くなってきてついに戦闘モードに。静から動の切替が素晴らしい、期待を胸に第三巻へ。2016/02/22
いおむ
25
なかなかエキサイティング!読み始めたら止まらず。2024/03/30