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新潮文庫
大戦勃発〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 490p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102472217
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

モスクワで、高級売春組織の元締めの車が爆破された。実行犯らしき男たちの溺死体はすぐに発見されたが、犯人も動機も不明。一方米の台湾承認を憤る中国政府は、通商交渉での強硬姿勢を崩さない。しかし日本人営業マンとして政治中枢に潜り込んだCIA工作員が、前代未聞の情報漏洩システムを完成させていた。再選を果した大統領ライアンは、ついに現れた真の敵に敢然と立ち向かう。

著者等紹介

クランシー,トム[クランシー,トム][Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった

田村源二[タムラゲンジ]
1947年東京生まれ。T・クランシー『日米開戦』『合衆国崩壊』やC・トーマスの作品など訳書多数。『おいしい野菜』など食関連書も多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiru

29
「レッドオクトーバーを追え」がものすごく面白くて大好きで、その次に確か読んだと思う。そのあとはライアンシリーズを何冊か読んだ。児玉清さんの書評集に載っていて、思い出して書評を書こうと思った…荒く解説するとスパイ合戦だし、どんな読後感かというと、レッドオクトーバーと同じく、アメリカとロシアor中国間でライアンが活躍する話。(ライアンものはだいたい同じ)でもほんとの戦争の前触れのように感じてしまう。臨場感は最高。★42017/11/06

スプリント

14
アメリカ・中国・ロシアを舞台に展開する陰謀。 壮大なスケールの物語が始まることを予感させる1巻です。2021/07/28

橋川桂

14
アメリカ万歳と、女性やアジア人、特に中華人民共和国へのそこはかとない偏見がどうしても鼻につくというのはある。何だかんだ言いながら大統領再選なんかしてるライアン、出馬をどう説得されたのか、選挙戦をどう戦ったのかとかも読んでみたかった気がする。2019/06/04

かずお

8
★★★★★ 今まで出てきたキャラクターが出世したりしてて楽しい。中国のカトリック教会が今後にどう関係していくのか…想像もつかないなぁ。2018/02/06

コージ

7
再読。本作品はクランシーの作品にしては「異質」。積極的に性的描写を入れている。しかしぜんぜん魅力的に書かれていない。中国の大臣秘書を美人として描けばいいと思うがそうでもない。男性の性欲も同性の自分が読んでいても「下品」。中国人の男性、女性を描いているからなのかもしれない。中国の政府をここまでコケにして大丈夫なのかと思うぐらい酷く描いている。下落しきっている。再読だから本筋は面白いのは知っているがシリーズの中ではやはり「異質」。性的描写はササッと読んで②に。2020/09/29

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