内容説明
新大統領が誕生したばかりのロシア。選挙戦に敗れた内相は、民主化に傾く新体制に反発。国家主義の右派やマフィアと手を組み、かつてのソ連帝国再建を願うクーデターをもくろんでいた。ロシア側の不穏な動きを察知したオプ・センターは、極秘裏にクーデター阻止作戦を開始するが、ロシアの諜報機関もまた最先端技術を駆使してこれを迎え撃つ―米ロ諜報機関が対決する軍事謀略小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アラム
10
ひっさびさのトムクランシー。割と面白いかなあ...今ひとつかなあ...迷う。エンディングはいいけど全体的に小粒な感じが。映画なら凡作だよな。2018/08/28
春ドーナツ
10
本書は9.11の6年前に執筆される(その年はまた大震災と地下鉄サリン事件があった)。NYのトンネル爆破テロから物語は幕を開ける。新生ロシアのポスト・エリツィン強硬派が指揮する軍事介入に干渉させない為の示威活動だった。ホワイトハウスは・・・。侵略目標はポーランドとウクライナだ。ウクライナと言えばクリミア半島。黒海と接触できる利点により地政学的に帝政時代から確保したい拠点である。オスマントルコとは何度も衝突し、クリミア戦争に発展した。終戦に向けたパリの講和会議では、ついにポーランドが解放されることはなかった。2018/04/25
MatsumotoShuji
1
001122
弦舞院 律枢
1
読破2013/01/29
1977年から
1
2000年
-
- 電子書籍
- 魔人勇者(自称)サトゥン : 2 モン…