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全‐世界音楽論

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791760541
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

内容説明

ジャズ、ラティーノ、トロピカリズモ、前衛、地中海、バルカン、想像的民俗音楽…遊動するエスニシティとグローバリゼーションの下にうごめく小さな音楽たちは、いかにして新たな“場所”を見いだすのか。擬制の“ワールド・ミュージック”をこえて、カルチュラル・スタディーズ以降の批評の可能性と臨界点を示す気鋭の“現場的”音楽論。

目次

序奏―音楽聖域論批判のために
1 路上の天使―混沌の現場のために(天使の歌を聴くために―ヴァルター・ベンヤミンの耳;Embrace the Chaos!路上・場・パブリック ほか)
2 “関係”の音楽―技芸する身体とサウンド・デモクラシー(散開するフリージャズ;アメリカスの響き ほか)
3 全‐世界音楽論のためのプラクティス(Musical Instruments 楽器と音の至福;全‐世界音楽論に向けての断章)

著者等紹介

東琢磨[ヒガシタクマ]
1964年広島生まれ。多摩美術大学中退。(株)ディスクユニオン勤務、季刊『アンボス・ムンドス』編集長などを経て、音楽批評を中心とするフリーランス・ライター。東京外語大非常勤講師等も務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。