内容説明
顔面を潰す。切り刻む。マグナムで吹き飛ばす。そして両腕を切り落とす。なぜ。あの女たちに血のしるしがついていたからだ…。相次ぐ惨殺事件に凍りつくヒューストン。女手ひとつで娘を育てるケイシーは、そんな街のアパートメントに越してきた。隣人はフリーライター、心理学者、会計士。そのひとりの目に、この母娘の血のしるしが鮮明に映った―。戦慄のサイコ・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LeeMetal
2
徹夜本!冒頭から容疑者全て登場。間に犯人の過去の犯罪と犯行に至る経緯が詳細に描かれていて犯行内容も生い立ちもかなりエグいです。全ての容疑者が平等に(w)超怪しく、ラスト近くまでWho done it楽しめました(予想ハズレたw)これは隠れた名作だと思います!凄い楽しめたけど謎が1つ…これ、誰が主人公なんだろう?wこれも続編あるなら買っちゃうな(о´∀`о)今のところないみたい。残念!2016/04/03
gakurin
1
少ない登場人物、単純なストーリー、だいぶ昔の作品だけあって、やはり古めかしいなあ、という感想は当然だけれど、その古めかしさがけっこうよかった!2015/06/01
レゾレゾ
0
中断の繰り返しで中々読むのに没頭出来なかった。100ページ辺りから面白くなってきたけども、一癖も二癖もある登場人物を最後まで、はぐらかす手腕は流石でした。サイコパス野郎に殺人の理由などない!と結論にはせず第二章でおぞましい虐待が強烈です。登場人物が少ない分とややインパクトに欠けるサイコパス野郎の肉付けと思えばよろしいかと(笑)2019/07/05