内容説明
あの男は本当に死んだのか?自らと妹の命を守るため、名を変えイギリスへと逃亡したジョン。穏やかな日々と新しい未来がつかめたかと見えた矢先、再び蠢きだす過去の亡霊。パリ、チューリヒ、ダヴォス…ヨーロッパ全域に張り巡らされた「ロマノフの血」へと到る周到な計画がいままさに発動の段階へと到っていた。予想を裏切り続けるサスペンス巨篇が最後にたどり着く、血の結末。
著者等紹介
フォルサム,アラン[フォルサム,アラン][Folsom,Allan]
ボストン生れ。1963年にボストン大学を卒業後、ロサンジェルスで映像関係の仕事に携わり、脚本家としても活動。’71年にボストンへ戻り、不動産、ホテル、レストランなどで仕事をした後、’70年代後半に結婚。再びロスに赴き、脚本家として復帰。’94年、『狂気のコードネーム“明後日”』で小説家デビュー。続く『告解の日』も全米で大ベストセラーとなった
戸田裕之[トダヒロユキ]
1954年島根県生れ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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