内容説明
再婚した私に、ゴールデン・レトリーヴァーを連れて会いにきてくれた娘。自分の前世がコリー犬だったと信じている男。プードルのビンキーと暮らす101歳のグレタetc.。ジョーン・アップダイク、レイモンド・カーヴァー、アン・ビーティ、T・コラゲッサン・ボイル、マディソン・スマート・ベル、ドナルド・バーセルミなど、同時代の短編小説の名手たちによる、犬と人との物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
37
下巻には18編の短編が収められています。犬、犬、犬のオンパレードです。犬が好きな人はぜひ読まれるといいと思います。アメリカの作家がほとんどを占めています。ジョン・アップダイクやその息子の作品もあったり、SF的なものもあります。2015/04/12
緑色と風
2
アンビーティの「ディスタント・ミュージック」はいい。といってもハッピーエンドではないのだが。同世代の姿がここにあるからだ。生きていくうちで仕事は非常に大事なのだが、仕事優先にしていくと、金、地位、自信などは得られるが、言わなくてはいけないときにタイミングをはずしてしまいやすいことがわかる。大切なものを見逃してしまったと後で気付く寂しさを実感した。犬のサムもどんな飼い主だったら、幸せな最後を迎えられたのだろう?2009/11/21
丰
0
「1974年にきみはどこにいた?」2010/09/30
Chunko
0
上巻に同じ。1994/04/15
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- 和書
- 郵便局まで