新潮文庫<br> 磔の地

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新潮文庫
磔の地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102409817
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ルイジアナ州アイビーリア郡。刑事ロビショーのもとに、かつて私刑により父親を磔殺された写真家ミーガンが訪ねてくる。窃盗罪で拘置中の黒人が看守に虐待されていると訴えてきたのだ。真相を探るうち、件の囚人の妻の自殺、レイプ犯らの殺害と、様々な悲劇が表面化し、かつての磔の惨劇へと結びつく……。米南部ミステリーの巨匠が犯罪小説に文学性を吹き込んだCWA最優秀長篇賞受賞作!


【目次】

内容説明

ルイジアナ州アイビーリア郡。刑事ロビショーのもとに、かつて私刑により父親を磔殺された写真家ミーガンが訪ねてくる。窃盗罪で拘置中の黒人が看守に虐待されていると訴えてきたのだ。真相を探るうち、件の囚人の妻の自殺、レイプ犯らの殺害と、様々な悲劇が表面化し、過去の磔の惨劇へと結びつく…。米南部ミステリーの巨匠が犯罪小説に文学性を吹き込んだCWA最優秀長篇賞受賞作!

著者等紹介

バーク,ジェイムズ・リー[バーク,ジェイムズリー] [Burke,James Lee]
1936年、テキサス州ヒューストン生れ。ミズーリ大学で学士号及び修士号を取得。’65年にHalf of Paradiseで作家デビュー。’87年発表の元警官デイヴ・ロビショー・シリーズ第1作『ネオン・レイン』が話題となり、第3作『ブラック・チェリー・ブルース』でMWA最優秀長篇賞を受賞。第10作『磔の地』(’98年)でCWAゴールド・ダガーを、別シリーズ作品『シマロン・ローズ』(’97年)とシリーズ外作品『破れざる旗の下に』(2023年)でMWA最優秀長篇賞を受賞

吉野弘人[ヨシノヒロト]
山形大学人文学部経済学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pulp

14
ルイジアナ州、過去にリンチで磔にされて殺された運動家の娘で、今は写真家になったミーガンが、刑事のロビショーのもとにやってくる。拘置中の知り合いの黒人が看守に虐待を受けているというのだ……。ミステリとして読むと、複数の出来事が並行して進行するので、なんだか焦点がぼやけてしまった印象。結構複雑なプロット。私には難物だった。読み進めるのになかなか苦労したが、情景や心象の描写が濃いので、そういうのが好きな人向きかな。犯罪を描いてはいるが、これはアメリカ南部を舞台にした文学として、じっくり読むべき小説なんだろう。2025/08/06

coldsurgeon

6
重層的で複雑な事件を追う主人公警官が、複雑さゆえに壁に何度も当たりながら、何とか事件の解決に向かう展開は、読み飛ばしてしまうと、ストーリーを追えなくなってしまう。描き出される自然の情景と主人公の内面の抒情が交感し、アメリカ南部の芳醇な空気を醸し出す。モヤモヤ感が残る終章であった。2025/08/27

西村章

4
独特の情景描写や南部的な風合いはいかにもバークだし、本を閉じてすぐというよりもしばらくしてからじわじわ余韻が効いてくる種類の作品だと思うんだけど、いきなり三人称視点の叙述が出てきて戸惑ったりもした。その後、「~という話を誰々から聞いたのだった」みたいな体にしているからいいっちゃいいんだけど、一人称視点ハードボイルドというスタイルにこだわっているのであろう作品でこういう叙述って後出しじゃんけん的なんじゃないかな、ともちょっと思った。2025/08/25

たまこ(こなぎ)

2
シリーズ10作目?ということで、人間関係を把握するのに時間がかかった。ロビショーの保安官という立場も米独自の法執行官のようで分かりにくい。物語はアメリカ南部で白人(主にアイルランド系?)、イタリア系、黒人の関係をなんとなくでも知らないと理解しにくい。自然は「ザリガニの鳴くところ」の情景と似ていて、じっとりとした暑さ、水辺と釣り、ボート、車が重い雰囲気を醸し出す。そして、人が簡単に殺されていく。どうしてそんなにロビショーが犯人探しにこだわるのかと感じてしまった。法執行が仕事であれば当たり前のことなのに。2025/08/14

Ti Mo

0
巻末の解説読んでなんとか。2025/09/01

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