出版社内容情報
現役判事の不正行為告発の真偽を見極めるフロリダ州司法審査会調査官レイシーのもとに、新たな告発が寄せられた。大学教授を務める女性ジェリによると、二十二年前に父親を殺したのが現職の判事で、過去に何件もの殺人に手を染めているというのだ。まさかの訴えに戸惑ったレイシーだったが……。逮捕権すら持たない調査官のヒロインが、狂気の連続殺人犯に挑むノンストップ・サスペンス。
【目次】
内容説明
現役判事の不正行為告発の真偽を見極めるフロリダ州司法審査会調査官レイシーのもとに、新たな告発が寄せられた。大学教授を務める女性ジェリによると、二十二年前に父親を殺したのが現職の判事で、過去に何件もの殺人に手を染めているというのだ。まさかの訴えに戸惑ったレイシーだったが…。逮捕権すら持たない調査官のヒロインが、狂気の連続殺人犯に挑むノンストップ・サスペンス。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン] [Grisham,John]
1955年生れ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業。’81年から’91年まで弁護士として活躍、’84年から’90年まではミシシッピ州の下院議員もつとめた。’89年に『評決のとき』を出版し作家デビュー
白石朗[シライシロウ]
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
126
実在と創作とを問わず、頭脳明晰な社会的成功者がシリアルキラーであった例はまずない。それだけに現職判事が次々に人を殺し続ける設定の今作は、探偵側よりも犯罪者の肖像画をどう描くのかに興味を惹かれた。自分が有能で優秀だと信じて疑わず、そんな自分に恥をかかせた相手を殺すためなら職権乱用やハッキングもためらわないバニック判事は、高いプライドに支配されるあまり卑小な根に持つタイプを兼ね備えた現代人らしい殺人者だ。地位も名誉も資産にも満たされず殺しを重ねる姿は、無限の欲望に憑かれた典型的アメリカ人というべきか。(続く)2026/02/05
タツ フカガワ
59
現役判事の不正を調べるフロリダ州司法審査会調査官レイシーのもとに寄せられた告発は衝撃的な内容だった。バニックという判事が23年間で少なくとも8人を殺害、手口はすべて同じだが、犯行は7つの州にわたり、どれも未解決だという。証拠が皆無のなか、レイシーは調査を開始。人当たりもよく有能なバニックの闇の顔が明らかになったとき、レイシーはFBI及び州警に報告する。『告発者』の続編で、前作がクライム・サスペンスなら本作はスリラー・サスペンスの趣。レイシーたちの動きを察知したバニックが動き出したところで下巻へ。面白い!2026/04/25
ケイジ
22
判事が殺人を犯している、と司法審査会に通報があり半信半疑ながら調査することになった調査官。几帳面で慎重な犯人像が不気味なサスペンス物。追い詰められつつある犯人からの反撃があるのか、下巻へ。2025/12/28
nori
10
前作「告発者」を読んだのはいつだったか…司法審議会のレイシーがもう40歳直前になっている。判事の不正の告発を調査し、審査する機関。今作で告発された判事は何と連続殺人犯。犯罪の証拠は皆無。ただ、犯行手口は全て同じでメッセージ性を示すモノ。父親を殺された娘が何年もかけて数件の動機を解明し、犯人の判事を突き止めた。警察は話を聞いてもくれず役に立たない。犯人に己の存在を察知されるのも怖い。やっとの思いで司法審議会のレイシーに要点だけを訴える。告発状に署名したくないが調査をして欲しいと言うのだ。どうするレイシー❗️2026/06/06
sanosano
10
途中までは何度も放り投げそうになるくらい退屈で「グリシャムは終わった作家なのでは」という思いが頭をよぎったが250ページを過ぎたあたりから緊迫感が表れ始めよい感じです.ただ,ヒネリは無さそうなのでこのハラハラ加減がどのくらい続くかにかかってます.がんばれ下巻!2026/04/26
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