新潮文庫<br> 真冬の訪問者

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真冬の訪問者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102407219
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

1921年1月、内乱さなかの冬のアイルランド。大戦の帰還兵で保険会社の損害査定人トムのもとに、かつての恋人モードの訃報が届く。彼女が同乗した王立アイルランド警察(RIC)の車がIRAに襲撃されたのだ。だが、IRAの遊撃隊が殺めたのは男二人だけだと判明。はたしてモード殺害の真犯人は誰なのか? 元恋人の幻影を追う男が複雑な人間関係を解き明かす、詩情にみちた歴史犯罪小説。

内容説明

1921年1月、内乱さなかの冬のアイルランド。大戦の帰還兵で保険会社の損害査定人トムのもとに、かつての恋人モードの訃報が届く。彼女が同乗した王立アイルランド警察(RIC)の車がIRAに襲撃されたのだ。だが、IRAの遊撃隊が殺めたのは男二人だけだと判明。はたしてモード殺害の真犯人は誰なのか?元恋人の幻影を追う男が複雑な人間関係を解き明かす、詩情にみちた歴史犯罪小説。

著者等紹介

ライアン,W.C.[ライアン,W.C.] [Ryan,W.C.]
アイルランド人作家。ウィリアム・ライアン名義で、1930年代のモスクワを舞台にしたコロレフ大尉シリーズを3作発表。アイルランド小説大賞、シークストンズ・クライム・ノヴェル・オブ・ザ・イヤー、エンデバー・ヒストリカル・ゴールド・クラウン、英国推理作家協会(CWA)賞の数々のジャンルにノミネートされた。2022年発表の『真冬の訪問者』はCWA最優秀長篇賞の最終候補となる。ロンドン在住

土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年東京生れ。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

stobe1904

25
【アイルランド内戦下のミステリ】第一次世界大戦でPTSDを患った保険損害査定人であり、IRA情報将校のトムは、かつての婚約者モードがIRAに殺害されたとの報告を受け、現地調査に赴くが…。内戦の混乱した雰囲気と冬の陰鬱なアイルランドの天候が相まって重厚な仕立ての歴史ミステリになっていて読み応えも十分。しいえいえば、アイルランド内戦下の王立警察とIRAの関係、何人もいる2重スパイの構図を読み取ることが難しかった点が残念だが、読後感の良さに救いがあった。★★★★☆2025/03/06

maja

24
1921年、内乱が激化するアイルランド。ハーキンのもとにかつての恋人モードの訃報が届く。IRAの報復銃撃戦に巻き込まれたと見られたが・・。しかし、彼女は共和主義者で実績もある。RICが根城にする町に保険会社査定人として派遣されて調査をするハーキン。表とは別の顔を持つ登場人物たちの関係を把握するのに戸惑うが、狙いは特にそこではないような。先の大戦で受けた深い心的外傷を引きずるハーキンの内省の渦に巻かれて進行していく。いろんな盛り込みが多く感じた。2025/07/09

Satoshi

12
第1次世界大戦後のアイルランドが舞台のサスペンス。IRAと警察が血みどろの抗争を繰り広げる中で主人公の保険会社社員がかつての恋人の殺人事件を追う。主人公にも裏の顔があり、互いにスパイがいる模様。ゆっくり展開するストーリーの随所に主人公の戦争の記憶が挿入され、殺伐とした雰囲気のまま、終盤に物語が一気に進む。歴史小説というより、レイモンド・チャンドラーの古典ハードボイルドを読んでいる気分だった。2025/05/11

ヒサヒサ

6
この作者の作品は初めてでした。アイルランドものは、背景をよく理解していないとなかなか難しいです。本作は、面白かったです。お薦めです。2025/05/20

Ryo0809

5
第一次大戦のヨーロッパ戦線でドイツ軍の攻撃によりPTSDを負って退役した主人公トムが、かつての婚約者の殺人事件を追求してゆくミステリータッチのハードボイルド。舞台は1921年のアイルランド。イギリスの干渉によって、南北に別れた内戦状態にある。IRAとRIC(アイルランド警察)との紛争が絡まり、複雑のなかを進む物語はトムの内面世界か。凄惨なまでのアイルランドの冬景色に、古い館に現れる白いレディ、殺伐とした町の佇み。終盤一気に加速する物語が爽快にも感じる。脇役のバークとモイラが良い味を出している。2025/02/09

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