新潮文庫<br> ナッシング・マン

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
ナッシング・マン

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 02時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102402221
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

12歳のとき、連続殺人鬼〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺されたイヴ。唯一の生存者である彼女は成人し、一連の事件を取材した犯罪実録『ナッシング・マン』を出版する。一方、偶然この本を読んだ警備員ジムは、自分の犯行であることが暴かれそうだと知り焦燥にかられていた――。犯人逮捕への執念で綴られた一冊の本が凶悪犯をあぶり出す! 作中作を駆使し巧緻を極めた、圧巻の報復サスペンス。

内容説明

12歳のとき、連続殺人鬼“ナッシング・マン”に家族を惨殺されたイヴ。唯一の生存者である彼女は成人し、一連の事件を取材した犯罪実録『ナッシング・マン』を上梓する。一方、偶然この本を読んだ警備員ジムは、自分の犯行であることが暴かれそうだと知り焦燥にかられていた―。犯人逮捕への執念で綴られた一冊の本が凶悪犯をあぶり出す!作中作を駆使し巧緻を極めた、圧巻の報復サスペンス。

著者等紹介

ハワード,キャサリン・ライアン[ハワード,キャサリンライアン] [Howard,Catherine Ryan]
1982年、アイルランド・コーク生れ。小説やノンフィクションの自費出版を経て、デビュー作『遭難信号』(2016年)がCWA新人賞(ジョン・クリーシー・ダガー)、翌々年発表したThe Liar’s Girlは、MWA最優秀長篇賞の最終候補に選ばれる。さらに『ナッシング・マン』(2020年)も、CWA賞イアン・フレミング・スティール・ダガーの最終候補となった

〓山祥子[タカヤマショウコ]
1960年、東京生れ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

80
1冊の本が殺人犯をあぶり出す!主人公と共に読者もハラハラさせられるスリリングな展開、そしてその主人公はなんと殺人鬼という一風変わったサスペンス。証拠を残さないことから〈ナッシング・マン〉と名付けられた連続殺人犯。彼の犯行から18年後、事件の生き残りの少女が事件を取材した犯罪実録本『ナッシング・マン』を出版。犯人について新事実が暴かれるというその本が気になり焦燥にかられる〈ナッシング・マン〉こと警備員のジム。家族の目を忍んでこの本を読み進める彼だが・・。この作中作VS殺人犯の構図が面白い斬新な物語だった。2024/02/12

ナミのママ

78
面白い構成と意外な結末。20年間逃げのびた連続強姦殺人犯ナッシング・マン(ジム)VS当時12歳だった生存者イヴ。イブが出版したノンフィクション「ナッシング・マン」がジムを追い詰めていくのだが。意外にもジムは小心者、冴えなくてどこにでもいるような人物。イヴが真相に迫っていく様子は作中作としと描かれている。追い詰められいくジム。そして最後。結末と事件の真相は好き嫌いが分かれそうだが作中作の「後記あの女性」を読みトリックに気がつき、なるほど。実在しそうな惨殺な事件を綺麗にまとめて読後感は悪くない。2024/01/09

ハスゴン

31
過去に読んでいた作家のようで、コレも特殊な設定でしたね。時折挟み込まれる作中作が見どころです。2024/02/04

tom

27
これまで読んだことのない展開のミステリー。ストーリーを書いたらネタバレになってしまうから、何も書けない。ほとんど最後まで、こんな展開読んだことはないと思いながら読み続ける。結末に至る10数頁がちょっと物足りなかったのが残念。でも、なかなかの面白さ。久しぶりでミステリーを堪能した気分。この著者のもう一冊の翻訳本、これも読まなきゃと思う。2024/03/28

くさてる

26
かつて「ナッシング・マン」と呼ばれた連続殺人鬼がいた。かれに家族を惨殺された少女が大人になり、事件を取材したノンフィクションを出版する。そして、その本を、当の殺人鬼が手に取り……という内容で、面白く読んだ。最近のサスペンスにありがちな、ドンデ返しのための無理設定や共感しにくい人物像、無駄な殺人といった問題点がなくて、素直に続きがひたすら気になって読み進めるうちに、新鮮な驚きが来て、余韻の残るラストにたどり着く、という理想的な一冊でした。おすすめです。2024/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21696183
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。