内容説明
屋根裏部屋で見つけた催眠術の入門書。泣き虫の弟リトル・エディを実験台に、その恐るべき効果を試す少年ハリーを描くストラウブの「ブルー・ローズ」。マンハッタンを徘徊する悪鬼との対決を綴るバーカーの「魂のゆくえ」。他にも、18名の俊英たちが現代の恐怖を鮮烈に描き出す。『ナイト・フライヤー』『闇の展覧会』と並び称される傑作ホラー・アンソロジー、ついに邦訳版で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
26
新潮ホラーアンソロジーの1冊。ホラーもアンソロジーも好物なんですけど、ストラウブはちょっと…と回避してたんですが一念発起して挑戦、したら初っ端からストラウブの中篇が絶壁の如く立ちふさがる攻編成。ストラウブを抜けた後も、よくこれだけどんより系集めましたねと荒れた胃が痛むw 章立てのタイトル「いつも死んでいる」がなんか笑えて良いw 訳者後書きでは編者であるデニス・エチスン自身の作品が無い事が惜しまれているが、ヒロイックものに隅に追いやられたハードSF作家の怨念が滴る前書きがある意味一番面白かった、かも。2020/06/16
栗淳
3
★★★☆☆ブルー・ローズが一番印象に残ってるなぁ。怖いというよりも痛かった。ココという作品につながるようだけど、古書市でかっとけばよかったなぁ。続きが気になる。しかし、短編集は読んでる間はいいのだけど、読み終わったらすんごく疲れる。それだけ内容が濃かったってことにしとけばいいのかな?2012/05/05
MADAKI
1
どれもこれも冴えないなぁ、という印象。2019/08/31
丰
1
Y-102003/02/25
-
- 和書
- パーセプトロン (改訂)