新潮文庫<br> ヴィンター家の兄弟〈上〉

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新潮文庫
ヴィンター家の兄弟〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784102306017
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ベルリンの富裕な銀行家の子として生まれたペーターとパウリのヴィンター兄弟は、若くして第一次世界大戦に従軍する。だが、過酷な戦争が終わった時、彼らが忠誠を誓った皇帝は退位し、第一級の強国だったはずのドイツ帝国は崩壊した。社会主義革命の暴動、大インフレの中、ヒトラーのナチが登場し台頭していく。―20世紀前半のドイツを舞台に、二人とその家族の波瀾の生涯を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

51
2014.01.07(12/24)(つづき)レン・デイトン著。 01/07 「ああ、知ってる、僕の兄貴さ」 ビル・キャラハン-法廷弁護人。 ヴィンター兄弟の人生は、秩序だってもいないし、これといったパターンも、勿論ない。「一方は、サクセス・ストーリー」「もう一方は、ホラー・ストーリー」。 ◎1899、新世紀。 ウィーン、リンク通り、威張った大男がいる、30くらい、陰険な目、青白い顔、刈り整えられた口髭にシルクハット、チェスターフィールドコート、高級洋服店、ベルリン?仕立て。  2014/01/07

i-miya

46
2014.02.27(01/24)(つづき)レン・デイトン著。 02/26 (P015) ウィーンなんかに車を持ってくるんじゃなかった。 新式の車なんか、オーストリア人には何もわかるわけがない。 電車があるだけで嫌いだった。 ニンフ、ナイアスの彫刻。 ハラルト・ヴィンター。  召使。  2014/02/27

i-miya

36
2013.11.24(11/24)(再読)レン・デイトン著田中融二訳。 11/24 (本文) 1899-1930 (登場人物) ハロルド・ヴィンター=ドイツの銀行家。 ヴェロニカ=ハロルドの妻。 長男、次男。 ヴェロニカの父=アメリカ人。 グレン=ヴェロニカの弟。 グレンの友人=イギリス人。 ハロルドの愛人。 医師。 ハロルドの友人。 ハウザー=従僕。 (プロローグ=1945、ニュールンベルク ) 監房へ入っていったヴィンター。  2013/11/24

iwashinyan

2
上巻は第一次世界大戦直前からナチがドイツの政治を牛耳る少し前まで。母はアメリカ人、父はこてこてなドイツ人。兄弟はお互いを想い合いながら青年へと育って行くのだけど、時代が情勢がちょっとずつちょっとずつ二人の間を…(>_<)どんな女性と結婚するかどんな仕事をするかどんな友人に出逢えるか…これらの影響ってやっぱりとても大きいなぁ(*_*)2018/01/25

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