内容説明
徹底した史料調査と丹念な分析により、枢軸同盟締結に至る経過、トラウトマン工作の裏面、独ソ不可侵条約が日本政治に与えた影響、杉原千畝のユダヤ難民救助活動などに新たな光が当てられる。在東京ポーランド大使T.ローメルの残した公文書、ワルシャワの在外武官文書に基づいて、十五年戦争期の国際政治史に新しい視野を開く研究。
目次
第1章 1930年代における日本・ポーランド軍事協力
第2章 日‐中戦争に関する在東京・在極東ポーランド外交官・武官の報告と見解
第3章 国際政治と日本外交およびローメル大使と日本外交官との関係(1937‐1939)
第4章 日本外交、国際政治とローメル大使の見解および日本の世論調査(1939年秋‐1941年秋)
第5章 ユダヤ避難民およびソ連に抑留されたポーランド人へのローメル大使の救援活動
第6章 在東欧・北欧日本武官、領事とポーランド地下軍事組織との協力―杉原領事とヤクビアニェツ大尉、ダシキェーヴィチ中尉との協力
小野打武官、西村武官、小野寺武官とブジェスクフィンスキ少佐、リビコフスキ少佐およびエストニア参謀本部その他との協力関係1939‐1945
著者等紹介
阪東宏[バンドウヒロシ]
1926年東京生まれ。1950年東京大学文学部西洋史学科卒業。1963‐66年ワルシャワ大学歴史研究所に留学。1970‐97年明治大学文学部教授
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