内容説明
ボストンの旧家ではあるがさして裕福でない家に生まれた娘ビリー。早くに母親をなくしたうえ肥満児だった彼女は、一族に疎んじられ、追われるようにしてパリに留学した。ヨーロッパの水はしかし、醜いあひるの子を美しい白鳥に変身させる。そして帰国した彼女を、大富豪とのロマンスが待っていた。欧米のファッション・映画業界を舞台に繰り広げられる、華麗な愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chunko
1
ジュディス・クランツの処女作だそうだ。でもパターンだなー。旧家の生まれの超美人に、フランス、ニューヨーク…etc.を舞台にして、もちろん不倫は欠かせない。そんでどんな美人でも金がないとやってけないんだな現代は。昔だと貧乏な美人もハナシになったけど、でもとりあえず美人は永遠の条件なわけだ。1993/03/01
カサブランカ
1
ボストンの裕福ではない旧家に生まれ、幼いときに母を亡くし、肥満児だった娘は、皆から疎んじられ、追われるようにパリに留学。下宿先の少食と、婦人のアドバイスのおかげで、美しく変身する。失恋し故郷に帰り、秘書学校に入るためニューヨークに行き、生涯の親友となる人と同居する。秘書として働く会社の40歳以上年上の社長と結婚。死別。スクループルズというブティックをビバリーヒルズに開く。2009/03/17
キューポップ
0
20代の頃に読んだと思う、多分。この人の本は面白くて夢中で読んだ。