内容説明
心から愛したパトロンの死後、マギーはモデル・クラブを経営しながら、女手ひとつでひとり娘テディを育てあげる。だが皮肉なことにテディは、マギーがかつて愛した男ミストラルと運命的な恋に落ち、私生児フォーブを出産したのだった…。1920年代のパリから現代のニューヨークまで、華麗なファッション・モデルの世界に生きた女性三代の愛と自立の歴史を描く感動の大河ロマン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プチライス
3
「今まで会ったどんな男よりも、たくましく、堂々としていて、はるかに大きい感じがする」、「わたしは傑出した父親を持っている」。一方で、「自分の生きかたが、一九七〇年の開放的な風潮からはずれているのではないかと思う」フォーブ。ミストラルの娘。「複雑をきわめている」リュネル家の女たちのれきし。親子二代にわたる恋。ロマンチックでドラマチックな物語。2012/08/19
たまきら
1
愛憎交じり合う緊迫した状況。そして、喜び・・・人間なんて、時代に織り込まれる一瞬の輝きに過ぎない。けれど、そんな存在だからいとしい。久々に楽しめる大河ロマンでした。2014/09/01
Chunko
0
上巻に同じ。1993/02/26
キューポップ
0
あんなに大好きで夢中で読んだのに、登場人物ちょっと忘れかけてるかも。是非再読してあの頃の思いを思い出せたらいいな。