感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こら
19
虐殺王コンラッドの「そこに人がいるから殺すんだ」という間違った登山家みたいな徹底的な殺しっぷり、対する暗殺者の淡々と無関係な人間も含めての殺しっぷり、ととにかくぽんぽこ人が死ぬのがいっそ潔い。ラストも含め、なにも残らないけど、読んでるうちは 何故か頁を次々めくってしまうΣ(´∀`;) 2013/05/07
ニミッツクラス
3
85年の初版(440円)を読んだ。サンリオかとみまがう出来のカバーだけど新潮文庫。レズニックの著作は若い頃に「第二の接触」「ソウルイーターを追え」を読んだなぁ。本書、虐殺者VS暗殺者の構図はSFでなくとも良いのだが、虐殺者の勝手放題や暗殺者の都合殺人の素地を活かすには“魔法(語弊あり)”惑星と言う放埓な舞台が必要だった。暗殺者が悪の本拠地に到達するまでの切迫感に比して、その結末は・・落差が大きい。「スターシップ」でも盛り上がりに対してそうくるかの結末だったが、それが著者の特色でもあるのだろう。★★★☆☆☆2015/02/12
hroko
2
虐殺を繰り返している為政者を非公式に依頼された暗殺者が、いかにして暗殺をやりとげるのかというサスペンスを楽しみながら、暗殺の過程で殺された無辜の市民の殺人事件を捜査する警察官は、暗殺者を捜索しながら、虐殺を行う為政者と暗殺者のどちらがより「悪」なのかについての哲学的・倫理的な問いに直面するというもう一つのテーマを楽しめました。もっとも、こちらのほうはあくまでもオマケですが。2014/02/02
サーモン好き
1
協力する。でもそれとこれとは別だよーんという対応がちょっと笑えました。2017/01/07
金木犀
0
1980.4初版 新潮文庫3396 レ2-22008/11/15
-
- 電子書籍
- ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウ…