新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション<br> 美女と野獣

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新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション
美女と野獣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102200865
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

愛しい野獣さん、わたしはあなただけのものになります――。時代と国を超えて愛されてきたフランス児童文学の古典13編を収録。裕福な商人の末娘ベルは、とびきりの美貌と優しい心根の持ち主。ある日、父親が見るも恐ろしい野獣に捕えられると、彼女は身代わりを買って出た。ベルに恋心を抱いた野獣は、正直さに心を打たれて彼女を家族のもとに返すが、喪失の悲しみに身を焦がし、命を捨てようとする。その姿を目の当たりにしたベルは、ある決意を胸にする――。人生の真実と厳しさを優しく伝え、時代と国を超えて愛され続けてきた物語13編を収録。

ボーモン夫人[ボーモンフジン]

村松 潔[ムラマツ キヨシ]

内容説明

裕福な商人の末娘ベルは、とびきりの美貌と優しい心根の持ち主。ある日、父親が見るも恐ろしい野獣に捕えられると、彼女は身代わりを買って出た。ベルに恋をした野獣は、正直さに心を打たれて彼女を家族の許に返すが、喪失の悲しみに身を焦がし、命を捨てようとする。その姿を目の当たりにしたベルはある決意をする―。人生の真実を優しく伝え、時代と国を超えて愛され続ける物語13篇。

著者等紹介

ボーモン夫人[ボーモンフジン] [Beaumont,Jeanne‐Marie Leprince de]
1711‐1780。フランス、ルーアン生れ。童話作家。下級貴族の家庭に生れ、夫に従って長くイギリスに滞在しつつ、70冊もの教育的・啓蒙的な子女向け著作を遺した

村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年東京生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

241
お話は知っていたが、読んだのは初めて。そもそも、これが18世紀小説だとは認識していなかった。しかも、本作にはヴィルヌーヴ夫人による先行作があり、ボーモン夫人による本作は、いわばその縮刷版のようなものであるらしい。そして、このボーモン版「美女と野獣」は、『こどもの雑誌』の1篇であったようだ。本書には他の12篇と一緒に収録されている。いずれもプロットは単純で、勧善懲悪(懲悪とまではいかないが、善は栄える)的な発想で貫かれている。「美女と野獣」も基本的にはその路線上にある。⇒2025/06/06

白玉あずき

41
とても疲労感があったので、心安らかにほっこりできるかと思って読んだけど逆効果だった。(´;ω;`) 解説を読んで納得。中流階級向け?お子様用読本の道徳テキストだったのか。著者絶賛推奨中の「美徳」とやらは、当時の親御様達のお気に入りの価値観で、かなりグレード高すぎな上に女の子に対する「美しさ」要求は理不尽すぎ。カトリック的には「仙女」の存在はどうよ、異端思想じゃないのか。色々ツッコミを入れてストレス解消させていただきました。『我この空の世にありて、各様の事を見たり。義人の義をおこなひて亡ぶるあり。悪人の悪を2018/11/18

ゆう

36
表題を含む13の短編集。1作目のシェリー王子の話は最初美女と野獣の前日譚なのかと思っちゃった。どの話も人は外面じゃなくて内面が大事なんだよ、ということ。でも分かっていてもそれが一番難しいのよ。そうありたいとは思うんだけども。2017/06/25

薫子

25
借本。小学生くらいの時に美女と野獣の本を読んだ記憶があり、その時はもっと長いお話だった気がする。ヴィルヌーヴ夫人の方のだったのかな。表題作以外にも短編が多数。全てを通して言えるのは、見た目の美醜や地位名誉、裕福さを求めるのではなく、徳の高さや素直さを持ちなさいということ。わかっちゃいるけど難しい、というのが正直なところですな。2017/09/03

❁Lei❁

20
「美女と野獣」の源流をたどって。グリム童話の「夏の庭と冬の庭」は素朴でロマンチックなメルヒェンでしたが、ディズニー映画の元になっているこちらのボーモン夫人版は教訓色が強くなっていました。他の短編も、目に見える美醜ではなく心や知性のありさまを見よ、というメッセージに満ちています。ものすごい醜男・醜女が結婚して報われているけれど、ディズニーの「ノートルダムの鐘」を観たあとではそう素直に信じることもできませんね。ただ、内面が美しく賢いに越したことはないので、知的な会話ができるように精進したいなと思いました。2025/02/01

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