出版社内容情報
現代の科学技術を支える量子論はニュートン以来の古典的世界像をどう一変させたのか? 量子の謎に挑んだ天才物理学者たちの百年史。1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M・プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才物理学者たちはこれを武器に19世紀のニュートン力学を覆し、新しい世界像を次々と提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。
マンジット・クマール[マンジット クマール]
青木 薫[アオキ カオル]
内容説明
1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M.プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才たちはこれを武器にニュートン力学を覆して、新しい世界像を提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え、物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。
目次
第1部 量子(不本意な革命―プランク;特許の奴隷―アインシュタイン;ぼくのちょっとした理論―ボーア;原子の量子論;アインシュタイン、ボーアと出会う;二重性の貴公子―ド・ブロイ)
第2部 若者たちの物理学(スピンの博士たち;量子の手品師―ハイゼンベルク;人生後半のエロスの噴出―シュレーディンガー;不確定性と相補性―コペンハーゲンの仲間たち)
第3部 実在をめぐる巨人たちの激突(ソルヴェイ一九二七年;アインシュタイン、相対性理論を忘れる;EPR論文の衝撃)
第4部 神はサイコロを振るか?(誰がために鐘は鳴る―ベルの定理;量子というデーモン)
著者等紹介
クマール,マンジット[クマール,マンジット] [Kumar,Manjit]
在ロンドンのサイエンス・ライター。物理学と哲学の学位を取得し、アートとサイエンスを扱う異色の学際雑誌「Prometheus(プロメテウス)」創刊編集長を務める
青木薫[アオキカオル]
1956年生まれ。翻訳家。ポピュラーサイエンスの訳書多数。2007年度日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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