内容説明
合衆国陸軍のモリソン准将が国家反逆罪でFBIに逮捕された。旧ソ連そしてロシアに軍の機密、さらには大統領のスピーチ原稿まで流していたという。モリソンは自身の弁護に陸軍法務官のドラモンドを指名。しかし、二人はかつて師弟関係にあり、犬猿の仲。しぶしぶ任務を承諾し捜査を開始したドラモンドだが、出てくる証拠は不利なものばかり。モリソンは米史上最悪の売国奴なのか。
著者等紹介
ヘイグ,ブライアン[ヘイグ,ブライアン][Haig,Brian]
1953年、ケンタッキー州生れ。合衆国陸軍士官学校卒。その後、西ドイツ・韓国などに派遣され、ソ連や北朝鮮の脅威に対峙する。’97年、中佐で退役。ヘリコプター会社で社長にまで昇りつめるが、2000年1月に退社。その後、『極秘制裁』で作家デビュー。現在はプリンストン郊外に在住。元合衆国国務長官のアレグザンダー・ヘイグは実父
平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年、埼玉県生れ。早稲田大学法学部卒業後、通信社勤務などを経て翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしさん只今休憩中~
2
「極秘制裁」で登場したショーン・ドラモンド少佐のシリーズの3作目。犬猿の仲である准将を弁護するため特殊部隊出身の法務官が奔走する。罪状はロシアへの機密漏洩による国家反逆罪。なんで犬猿の仲の上官を弁護する羽目になったかというと、かつての恋人がその准将の奥さんであり彼女から依頼されたためという実際あったら面倒なことこの上ない依頼を受けてしまったため。パンクまがいの格好をしている女性パートナーとともに動くのだが、軍事機密漏えいから姦通罪の可能性まで不利な証拠が次々と出る。2013/03/05
-
- 電子書籍
- 南の星 第3話 母親の想い【タテヨミ】…