内容説明
妊婦ら四人を殺害した兇悪粗暴な男ウォートンは死刑囚舎房にやってくるなり看守のひとりを殺しかけた。看守主任を務めるポールは、その日持病の尿路感染症が悪化し、激痛に苦しんでいたのだが、なんとか騒ぎを鎮めた。その後、いつもおとなしい大男の死刑囚コーフィが、なぜか懇願するようにポールを独居房内に呼び入れ、下腹部に手を触れてきた。そして次の瞬間、奇跡が起きた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
76
【2021年色に繋がる読書会】再読。ウォートンの信じられないような乱暴狼藉のあと、他の看守がいなくなった舎房でコーフィーがポールに奇跡を起こす。このEブロックでは、ふっと心が安らぐことと、危険極まりないこと悪辣なことが、交互に起こる。ポールに起きた奇跡は、それだけで済みそうになく、あとあとに大きな影響を及ぼしそうだ。2021/02/16
佐島楓
49
コーフィが起こした、小さな、そして驚くべき奇蹟。これは何を意味しているのか。そして、衝撃の結末・・・。四巻へ。2015/09/03
sakap1173
38
トム・ハンクス主演の映画はあまりに有名なので内容を紹介するまでもないが、映画はかなり原作に忠実だったということがわかりました。 もちろん、さすがスティーブンキング、非常に読みやすく、この3連休で3巻まで一気読み(囚人のジョン・コーフィーがひとつめの奇跡をおこしたところです)。 キングの作品は、2作くらいしか読んだことがないが、順に読んでみるのもありかもしれないな、と思ってます。2021/01/11
催涙雨
37
今となってはほとんどどうでもいいことだが、この分冊形式はとても面白いものだったのだろう。もちろん、商業的にも。だいたい半分終わったところで一番強く感じるのは妙技とも言えるような冴え渡る焦らし方。次巻を待ち焦がれた人たちのことを思うと羨ましい反面気の毒でもある。どういった展開を迎えるのか、本当に目が離せない。すべての看守と死刑囚をその結末までひとまずは見守っていきたいと思う。かわいそうなミスター・ジングルズに関してはそれもここまでになるだろうか。2018/06/04
ゆのん
36
再読。三巻目では悪魔のような死刑囚ワイルドビルの登場。ハルの奥さんメリンダの病状も悪いしポールの感染症も酷い。いよいよコーフィの本領発揮か・・。ミスタージングルズの運命は・・。再読でもこんなにのめり込める作品を書くなんてキングこそ魔術師かもしれない。キングの作品には中毒性があるに違いない。2017/08/24




