新潮文庫<br> いぬはミステリー

新潮文庫
いぬはミステリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 570p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784102186077
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

シャーロック・ホームズを悩ませたあのバスカヴィル家の犬以来、ミステリーの世界ではたくさんの犬たちが活躍してきた。アシモフが選んで、犬好きとミステリー好きに贈る16編。飼い主のピアニストがジャズを弾くと、なぜか首うなだれ席を外すシェパードのクィーニー。巨漢探偵ネロ・ウルフを夢中にさせたラブラドル犬のブーツィ。小さいながらちゃんとご主人の命を助けた狆のトト…etc。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬都歩

3
原題が冴えてます、ハウダニットならぬ『HOUND DUNNIT』。邦題はひねりがなさすぎてイマイチですねー。犬が登場するミステリばかり集めたアンソロジーで、バカミスなども含めた収録作16本のうち、オーソドックスな追跡劇である「闇の中を」が一番楽しめました。盲目の少女ティナだけに心を許して守り抜くドーベルマン“プリンス”がかっこよすぎる……。しかし全体のクオリティのアベレージとしては、失礼ながら、熟読するほどではないかな。さらりと読むくらいがちょうどいい。2022/10/26

いけきょう

3
犬にまつわるミステリーを集めた、アイザック・アシモフのアンソロジーです。新潮文庫で平成4年発行になってます。今は絶版かもしれません。図書館で見つけました。犬好きだから借りたのですが、アシモフのアンソロジーというのも大きい。絶対面白いんじゃないかと思い、期待は裏切られませんでした。犬が被害者のは心が痛みますが、犬が救われる話もあって、それがいろいろな作家の話で語られるので、「読みたいものないなあ」と思った時は最適です。2015/11/16

海さん

2
最初の2作が犬の死ぬ話だったから、ちょっと悲しくなっていたけど、それから賢い犬やらかっこいい犬やらたくさん出てきて満足。特に何もしていない(ただ探偵についてきてしまっただけの)犬が事件解決したり、楽しかった。2016/05/14

pin

2
久しぶりに読みました。図書館のリサイクル図書で見つけた本です。アンソロジーなのでバラエティーにとんでいてあきません。2008/07/02

UPMR

1
犬を題材にしたミステリ短編集。何となくミステリでセットにして語られるのは、犬より猫のほうが多い気がする(本書も含め、犬の出てくるミステリも少なくはないと思うのだが)。アンソロジーなので個々の作品はミステリ的には玉石混淆だが、収録作数は多くバラエティには富んでいる。なので気軽に読むには良いといいたいところだがこのあたり、ミステリという建付けもあって素直に犬好きには勧めにくい作品もわりと収録されているのが悩ましい。個人的ベストは、ホック「レオポルド警部、ドッグレースへ行く」、スタウト「真昼の犬」。2022/11/12

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