新潮文庫<br> ポアンカレ予想

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ポアンカレ予想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102185919
  • NDC分類 415.7
  • Cコード C0141

出版社内容情報

「宇宙の形はほぼ球体」!? 百年の難問ポアンカレ予想を解いた天才の閃きを、数学の歴史ドラマで読み解ける入門書、待望の文庫化。

1904年、フランスの数学者アンリ・ポアンカレにより提出された世紀の幾何学難問。「宇宙の形は球体と証明できるのではないか?」さまざまな数学者が挑み続け、ついにグレゴリー・ペレルマンが論文を発表した。およそ100年の時を経て果たされた「ポアンカレ予想」の証明。そこに至る数学を歴史的にひもときながら学べる入門書、待望の文庫化! 『ポアンカレ予想を解いた数学者』改題。

内容説明

1904年、フランスの数学者アンリ・ポアンカレにより提出された世紀の幾何学難問。「宇宙の形は球体と証明できるのではないか?」様々な数学者が挑み続け、ついにグリゴリー・ペレルマンが論文を発表した。およそ100年の時を経て果たされた「ポアンカレ予想」の証明。そこに至る数学を歴史的にひもときながら学べる入門書。

目次

二〇〇三年四月、ケンブリッジ
地球の形
あり得る世界の形
宇宙の形
ユークリッドの幾何学
非ユークリッド幾何学
リーマンの教授資格取得講演
リーマンの遺産
クラインとポアンカレ
ポアンカレの位相幾何学の論文
ポアンカレの遺産
ポアンカレ予想が根づくまで
高次元での解決
新ミレニアムを飾る証明
二〇〇六年八月、マドリード

著者等紹介

オシア,ドナル[オシア,ドナル] [O’Shea,Donal]
1953年カナダ、セントジョン生れ。アメリカ・ハーバード大卒業後、カナダのクイーンズ大学にて数学博士号を取得。現在はアメリカのフロリダ・ニューカレッジ学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

29
ポアンカレ予想は非常にわかりやすい縄を遠くに飛ばすカーボーイが宇宙全体がロープになるんじゃないかちゅうぐらいロープを宇宙の遠くに投げ飛んでったロープの端っこをブーメランみたいにキャッチして紐が引っかからずに回収できたら宇宙はドーナツの?のようには空いてないよね?穴あったら投げたロープが穴に引っかかるもんねという予想だ。ここでは多次元の方が簡単になる多次元の方が入力項が多くなり自由度が増すからだ現にペリルマンが解いたのも最後の3次元だけだったし。このパラメータを減らしてく作戦は素数定理等に応用できないの?2018/09/12

ちくわん

19
2014年10月の本。「私たちは決して先人たちよりも賢いわけではない。逆に先人たちの恩恵に浴しているだけ…」389ページ。この例外が、ペレリマンでありリチャード・ハミルトンなのだろう。しかし、ポアンカレ予想とくれば、パパキリアコプロスが外せない。テレビ番組のためだと思うか、あまりの印象の深さ。彼をポアンカレ予想の難しさの比較物にされたくない。次は、まだか…もう一問…解決をみたい。2020/10/25

ひろ

14
100万ドルの賞金が賭けられたミレニアム問題の一つとして有名なポアンカレ予想。難解ではあるが、ユークリッド幾何学や地球の形に関する議論といったポアンカレ時代以前の解説に大きく紙面が割かれており、読者に対する配慮を感じられる。凡人脳では十分理解できたとは言えないけれど、世紀や国境を越えて受け渡されていく数学のバトンと、宇宙の形が証明できるというロマン溢れる問題に、読んでいて激しく心を揺さぶられた。数学は人類の歴史とともにあり、人類とともに発展していくということを強く物語る作品。2015/01/16

inami

12
◉読書 ★3 アンリ・ポアンカレ(仏)が1904年に提言した「ポアンカレ予想」は、7つのミレニアム懸賞問題(賞金100万ドル)の1つで、唯一解決された問題だ。数学史上最大の難問とされていが、提言から100年の歳月を経てグレゴリー・ペレルマン(露)によって解かれた。以前同様の難問「フェルマーの最終定理(サイモン・シン)」の本を読み、物語としてもとても面白く超感動したが、今回は自分の力不足のため内容がまるで理解できませんでした(笑)。夢のある数学の物語として、もう少し面白くしてくれたらよかったのになあ・・残念2018/09/03

shin1ro

11
凡そ数学的・物理学的素養に欠ける自分ですが、ソレ系のドキュメントは人知が神の領域に近づいていく物語として大いに興味をそそられます。ソコにある真実・秩序を掘り起こすと云ふ点で、数学は考古学と似ているのかも知れません。こうしたドキュメンタリーを読んでいて強く感じるのが、言語・文字による知識の伝達の素晴らしさ。如何なる天才も独力でピュタゴラスからアインシュタインに至る知識・見識を獲得することは叶いません。先人たちの業績を言葉や文字で学べるからこそ、後に続く者たちはその先へと歩みを進めることができるのですね。2015/04/26

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