出版社内容情報
十九世紀英国ロマン派の精髄、屈指の抒情詩人と言われるシェリーは、社会の不正と圧制を敵とし、愛と自由を謳いつづけて、その短い生涯を終えた。彼の純潔な魂と、熱狂的な理想主義は、いつまでも若者の心を捉える。また、詩人の使命は予言者的なものであるとして、詩の想像力と道徳的な機能を主張した「詩の擁護」は、最高の詩論のひとつにかぞえられている。
内容説明
十九世紀英国ロマン派の精髄、屈指の抒情詩人と言われるシェリーは、社会の不正と圧制を敵とし、愛と自由を謳いつづけて、その短い生涯を終えた。彼の純潔な魂と、熱狂的な理想主義は、いつまでも若者の心を捉える。また、詩人の使命は予言者的なものであるとして、詩の想像力と道徳的な機能を主張した「詩の擁護」は、最高の詩論のひとつにかぞえられている。
目次
初期の詩
一八一六年の詩
一八一七年の詩
一八一八年の詩
一八一九年の詩
一八二〇年の詩
一八二一年の詩
一八二二年の詩
詩の擁護
著者等紹介
シェリー[シェリー][Shelley,Percy Bysshe]
1792‐1822。南イングランド、サセックス州の富裕な大地主の家に生れる。オックスフォード大学に入学、急進的なパンフレットを出したため、翌年放校される。後に怪奇小説『フランケンシュタイン』を書くメアリーと結婚、バイロンと親交を結ぶ。イタリアで、ヨット帆走中に激しい雷雨に遭い溺死
上田和夫[ウエダカズオ]
1928年金沢生れ。東大英文科卒業。元研究社出版編集担当、元明星大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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