出版社内容情報
目覚めたら胸には銃創、左腕には呪文のような刺青。そして朝刊には自分と妻の死亡記事が。謎が謎を呼ぶノンストップ・エンタメ。
地方検事のジャックは、目覚めてすぐ身体の異変に気づいた。胸には銃創があり、左腕には呪文のような刺青が。昨夜いったい何があったのか。しかし、何も思い出せない。彼は朝刊を見てさらに驚愕する。そこには自分とＦＢＩ捜査官である妻の死亡記事が――。ジャックは失われた記憶を求めつつ、妻に何が起こったのかを懸命に探るが……。謎が謎を呼ぶノンストップ・エンタメ超大作！
内容説明
地方検事のジャックは、目覚めてすぐ身体の異変に気づいた。胸には銃創があり、左腕には呪文のような刺青が。昨夜いったい何があったのか。しかし、何も思い出せない。彼は朝刊を見てさらに驚愕する。そこには自分とＦＢＩ捜査官である妻の死亡記事が―。ジャックは失われた記憶を求めつつ、妻に何が起こったのかを懸命に探るが…。謎が謎を呼ぶノンストップ・エンタメ超大作！
著者等紹介
ドイッチ，リチャード［ドイッチ，リチャード］ ［Ｄｏｅｔｓｃｈ，Ｒｉｃｈａｒｄ］
ニューヨークのマリスト・カレッジを卒業後、ニューヨーク大学で不動産学の修士号を取得。不動産投資運用会社の代表でもあり、現在は妻と三人の子供とともにニューヨーク在住。２００６年に『天国への鍵』で小説家デビュー
佐藤耕士［サトウコウジ］
１９５８年生れ。上智大学文学部英文学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つねじろう
65
のっけから主人公と共にわけがわからない世界に引き摺り込まれる。自分は死んだ事になって居て一緒に車に乗って居た妻の行方は分からない。記憶は無いわ刺青も勝手に入れられるわ自分が死刑にした死んだはずの男に命は付け狙われるわFBIも信用ならんわで凄く大変。誰を信用して良いか分からないし自分も信用出来るかどうかも怪しくなる。次々に予想出来ない展開に翻弄される。謎が謎を呼び過ぎてどう落とし前を着けるのだろうと読む方が心配になるが最後はそれかよ〜で終わるので頭に来た。ハラハラドキドキで楽しめたのに勿体無かったです。2014/11/28
goro＠the_booby
51
これは久々のちゃぶ台返しのアクションミステリー！？事件が起きてから２４時間が６００頁。ここまで読ませて唸らせる！？前半部分で時間の辻褄が合わないんじゃないの？と思いつつ読んでおりましたが…。感想書けません。2019/05/14
びす男
50
冒頭から有無を言わせず主人公を修羅場へと引きずりこむストーリー。謎と派手なアクションが、活字を通してチカチカと点滅し、読者を追い立てる。エンタメ小説としては文句なし■ただ…、と唸ったのは最後。他の感想を見ても、やはりケチを付けたくなるみたい。伏線を（時には強引に）回収していた中、禁じ手のようなかたちで幕が下りた。まぁ、個人的には「オチに向かうまでの数時間を楽しめたから良いじゃん」と思うけど■魅力的な語りだっただけに、「玉に瑕」とされても仕方ない。物語を完結させることの難しさが改めて見えた小説だった。2019/09/07
タツ フカガワ
44
地方検事ジャックが朝目覚めると、顔には痣が、胸には銃創があり腕にはタトゥーが彫られていた。が、それらの記憶はない。しかも朝刊にはジャックとFBI特別捜査官でもある妻のミアの死亡記事が。読み進むほどに謎が謎を呼ぶサスペンスで、中盤以降のハラハラ感が半端ではなかった。とくにすべての謎がタトゥーから解き明かされるところはお見事でしたが、ただあの結末はちょっと残念。2022/08/30
RIN
24
『１３時間前の未来』のリチャード・ドイッチの新作。前作同様、SFともアクションとも謀略ものともサスペンスともミステリともつかないノンジャンル小説。600頁近い長編にも関わらず、何がどうなってどこへ向かっていくのか気になって気になって「今日はここまで」の区切りをつけるのが難しい(笑)。『13時間～』、またはラドラム原作の映画ジェイソンボーンシリーズが面白かった人は楽しめるはず。NY市警の警官から大学入りなおして地方検事になった、マッチョと知性を併せ持つ主人公はマットデイモンで映画化してほしい。2016/02/10
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