出版社内容情報
美しいものはとてつもない特権に恵まれている――。こども時代のために生まれてきたかのようなエリザベートとポールは、双子用の揺りかごで揺られるように暮らしていた。深く愛し合いながら同時に苦しめ合うふたりの部屋へジェラールとアガートが加わり、世界は変質してゆく。純粋すぎたエリザベートが選んだ結末は? 世界の数多の芸術家を触発しつづけてきたフランス20世紀の古典の新訳。
【目次】
内容説明
美しいものはとてつもない特権に恵まれている―。こども時代のために生まれてきたかのようなエリザベートとポールは、双子用の揺りかごで揺られるように暮らしていた。深く愛し合いながら同時に苦しめ合うふたりの部屋へジェラールとアガートが加わり、世界は変質してゆく。純粋すぎたエリザベートが選んだ結末は?世界中の芸術家たちを触発しつづけてきたフランス20世紀の古典の新訳。
著者等紹介
コクトー,ジャン[コクトー,ジャン] [Cocteau,Jean]
1889‐1963。フランスの詩人・作家。ブルジョワの家庭に生れ、幼少の頃から上流社会に身を置いて、多くの文人、芸術家と交流。20歳の時に出版された処女詩集『アラジンのランプ』で、一躍時代の寵児となる。戯曲、絵画、映画などにも多彩な才能を発揮。古典と前衛の間を自在に往還し、夢と現実、秩序と無秩序などが表裏一体となった数々の名作を残す
村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年東京生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- DIEU TRINITE




