内容説明
ノストラダムスの失われた四行詩を追い求めるアメリカ人作家サビアは、ジプシー惨殺事件の嫌疑をかけられて逃亡していた。ジプシーに伝わる暗号めいた四行詩の存在、“黒い処女像”の謎、元仏外人部隊の凄腕の追跡者―。フランス・パリからサモワ地方へ、そしてスペインへと続く探索行の果てに、サビアの前に現れたのは?明らかになる歴史の闇、1999年を乗り越えた人類を待つ運命。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
1
ノストラダムスの背後にいたという欧州悪いやつ秘密結社をやっつけて話が終わる、「ΩΩΩ<な、なんだってー!?」というより「ΩΩΩ<なーんだ」て感じの、展開も予言の真相もどうにもハッタリが利いてない残念な作品。というかノストラダムスがあまり出てこなくて代わりにエリザベート・バートリやサド伯爵が登場するのにはまいった。エリちゃんはいいからノストラダムスを映さんかい!やっぱりノストラダムスに関するハッタリじゃ五島勉やキバヤシさんみたいな日本人勢力にゃ勝てねーよのなー。2019/10/28
ココベリ
1
結局、予言書は無理やりこぎつけた感じがする。あたしはあんまり、信じてないけど。物語としては…、死人が多いわりにはドキドキ感がなかったかなぁ。なんかゆるい。2010/11/17
YH
1
結局、ダヴィンチ・コードと似たり寄ったり。次回作のマヤの話に期待・・・。2010/05/11
うたまる
0
「黒と白の世界においては、悪魔が支配力をふるう。世界を灰色に塗れ。道徳的許容範囲の境界線をかすませるのだ。そうすれば、悪魔は手がかりを失う」2011/10/17