内容説明
海底の水銀汚染を追う父親。アステカの石板を探す息子と娘。親子は合流してハバナ沖で調査を開始した。だが、深海に潜ったピットとサマーは拉致され、ダークらが乗り組む船も制圧されてしまう。懸命の脱出を図る彼らの前に姿を現したのはキューバの権力闘争が絡んだ黒い陰謀だった。果たして極限の危機を打開できるのか。そして財宝の在処は…掌の汗が乾く間のない海洋冒険サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
後半は主人公や娘が敵に捕らえられたりしますが、危機を何とか乗り越えてハッピーエンドです。カリブ海の汚染もどうにかとめてということですが、ウランを掘り当てて、それを某国に売るという、キューバ国内内部の犯罪者の話でもう少し古代の話が含まればいいと思っていたのですが。タネが尽きてきたのでしょうか?2017/12/19
panam1927
26
★★☆☆☆2017/10/08
Richard Thornburg
21
感想:★★★★ 下巻に入ってからも畳みかけるようにスリリングなアクションはおなじみのカッスラー節炸裂と言った感じで楽しめました。 今回意外だったのは、現場を駆けずり回るいつもの面々だけではなくて、完全に後方部隊に属する食通&海洋歴史家のパールマターにまで敵の魔の手が及んでたことですかね。 パールマターさん、セムズ提督(ネコ)と奮闘して犯人を撃退しますが、ホントに大怪我しなくてよかったです。 ジョルディーノさんは相変わらず大活躍なんですが、ピットと同い年なのにフットワーク軽いですね~ 2018/07/31
ゆーぼー
13
海洋汚染の調査が、キューバ内部での政治腐敗と主導権争いに巻き込まれて、とんでもない事態に発展してしまった。 世界的海洋汚染を防ごうと、やっきになって活動するピットは、何度も敵に拘束され、その度に死に直面してきた。 って、これはNUMAシリーズというより、オレゴン・ファイルシリーズだよね。 だけど、オレゴン号が登場したら、あっという間に解決しちゃうから、NUMAに対応させたのだろうか? カッスラーの息子であるダークとの共著になっているけれど、ダークは父のシリーズを引き継ぐのだろうか? 今後が楽しみだ。2020/06/02
なつみかん
12
今作はエピローグ、最後の1節でほろりとしたね!2023/02/04
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