内容説明
カナダの議員が小型帆船で帆走中に謎の死を遂げた。地球温暖化が危機的な状況のなか、それを止めることも夢ではない人工光合成装置の開発目前に、その研究室が何者かに爆破された。海洋上の事故をめぐり、アメリカとカナダの緊張が一気に高まった―。ＮＵＭＡ長官ダーク・ピットは、最悪のシナリオを回避すべく、あるレアメタルに注目するのだが…。大好評のシリーズ第２０弾。
著者等紹介
カッスラー，クライブ［カッスラー，クライブ］［Ｃｕｓｓｌｅｒ，Ｃｌｉｖｅ］
１９３１年、合衆国イリノイ州生れ。テレビ界から作家に転身し、’７３年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる。沈船の引き揚げという趣味が高じて、自著の印税を元にＮＵＭＡを設立。これまで沈没・行方不明になった多くの艦船を発見している。また、名車の収集家としても有名
中山善之［ナカヤマヨシユキ］
１９３５年、北海道生れ。慶應義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社勤務後、翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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なつみかん
14
困ったな〜相変わらずシリーズを追いかけてるんだけれど、目新しさが無いっ！ピットは長官になっても現場にいるし、息子＆娘も出ては来るけれど、そのめぐり会う危機もミステリーも過保護に過ぎる、テーマもねぇ、ピンとこない・・・ままで下巻へ2022/12/24
よむよむ
13
シリーズ20作目。ピットっていくつになった？ローレンとしあわせそうで良いのだけど、長官になってだいぶ経つのにま～だ冒険野郎やってるんだな、コレが。二酸化炭素を『人工光合成』で消滅させる研究とそれに必要なレアメタルをめぐり、無慈悲な暗殺者とどう戦うのか・・・さあ、下巻へ！2011/03/13
たかちー
6
シリーズ20作目だけど、過去1作くらいしか読んだことが無かったと思う。多分。そのため親子で同じ名前（ダーク・ピット）なのでやや混乱した。後は細切れに場面が変わるので、この人だれだっけ？と思いながら登場人物リストを確認する。人工光合成の触媒のためにレアメタルを求めて北極海に…という展開で、下巻に続く感じだろうか。読んでいてアメリカが善でカナダが悪のような感じがしたけど、気にしすぎかな。とりあえず、wikipediaでルテニウムについて調べてみた。2012/11/08
Richard Thornburg
1
★★★★2011/08/17
ジッタデザイン
1
ダーク•ピットもいよいよ長官ぷりが板について来たなーと寂しいような嬉しいような。しかしジュニア•ピットと同じ名前のためここから読む人は意味がわからないのでは（笑）第一作から読まないとね。2012/04/24
