内容説明
第二次世界大戦末期。旧日本海軍の二隻の潜水艦が極秘に出港した。任務は搭載している細菌兵器をアメリカ本土に着弾させ、降服を促すこと。しかし、潜水艦は米海軍の駆逐艦に撃沈され、作戦は失敗に終わった。それから60余年。ピット父子は北朝鮮工作員が問題の兵器を回収しようとしていることを知る。目的は日米両国に対するテロ。もはや“北”の狂気の暴走は、阻止できないのか。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1931年、合衆国イリノイ州生れ。テレビ界から作家に転身し、’73年に『海中密輸ルートを探れ』でデビュー。以後、ダーク・ピット・シリーズで世界的ベストセラー作家となる。沈船の引き揚げという趣味が高じて、自著の印税を元にNUMA(国立海中海洋機関)を設立。これまで沈没・行方不明になった多くの艦船を発見している。また、名車の収集家としても有名
中山善之[ナカヤマヨシユキ]
1935年、北海道生れ。慶應義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社勤務後、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
13
さぁ、このシリーズもいよいよダークJr.に(前作ではまだまだだったけど〜)代替わり。果たして主人公の座を上手く務めることができるかな?その片鱗を見せながら下巻へ!2022/08/13
ドナルド@灯れ松明の火
9
久しぶりのカッスラー。相変わらずのアクションストーリー展開だが、今回は、北朝鮮の馬鹿共が、海底に沈んでいる日本の伊403潜水艦が積載していた細菌爆弾を、艦内から取り出し日本赤軍の名前をかたって米国を攻撃する。上巻はダークと妹のサマーが潜水艇毎拉致されたところで終わる。さぁ下巻だ。2013/09/13
pangea74
2
シリーズ18作目。ダーク・ピットとアル・ジョルディーノのコンビの活躍は影を潜め、新たな登場人物が前半から活発に動き、世代交代が色濃くなっています。そういうことなので気持ちを切り替えて読み進めました。また作り手のクライブ・カッスラーも息子のダーク・カッスラーとの共著となりました。ストーリー自体は過去の作品と似たり寄ったりな部分が見受けられるが、今のところ楽しめているので、下巻へ。2016/08/18
Richard Thornburg
1
★★★★2012/03/31
もりちゃん
0
前に買っていて積んでおいたもの。最新作「神の積荷を守れ」から読むと、ストーリーが似通っていることに気付く。でも面白いのも変わらず。2014/09/21
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