新潮文庫
李明博自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102169513
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0198

内容説明

赤貧の幼少期、投獄経験、異例の出世―。大阪に生まれた李明博は、いかにして大統領までのぼりつめたのか。企業戦士として、世界に先駆けて中東に進出し、国交もなかったロシアとの通商を開始。35歳で社長就任と、前代未聞のスピード出世を遂げた男の人生哲学とは何か。韓国で、その波瀾万丈な半生から「神話の主人公」と呼ばれる大統領が、政界に身を転じるまでを綴った、壮大な自伝。

目次

第1章 現代グループを去った理由は?
第2章 私の師は貧しさとオモニだった
第3章 仕事を掌握せよ
第4章 三十五歳の社長
第5章 強い者は迂回しない
第6章 世界を駆けながら
第7章 社長のように考え、課長のように走れ!
第8章 李会長も家庭をお持ちですか?
第9章 北方に未来がある

著者等紹介

李明博[イミョンバク]
1941年大阪府生れ。第二次大戦後、家族で韓国浦項へ引き上げる。牧場勤務の父、菓子売りの母の元、貧しい少年時代を送る。’63年、高麗大学在学中に6・3デモ(韓日会談反対デモ)を主導し、内乱扇動罪に問われ、投獄される。現代建設に入社、28歳で理事(取締役)、35歳で社長、46歳で会長に就任し、現代建設を韓国のトップ企業に押し上げた。’92年退社後、国会議員として政界入りする。2002年ソウル特別市市長に当選。’07年大統領選挙に当選し、’08年2月、第17代大韓民国大統領に就任

平井久志[ヒライヒサシ]
1952年香川県生れ。共同通信社編集委員兼論説委員。北京特派員、ソウル支局長などを経て、現職。2002年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞

全〓[チョンギョン]
1963年韓国江原道生れ。韓国の高麗大学、東京大学大学院を経て国際会議通訳、翻訳に携わる。札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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がんぞ

2
一家は終戦まで大阪で豚飼いをしていたが、引き揚げ。船は対馬沖で難破し全財産を失い、到着した祖国で極貧の少年時代。母と言えば良いのに「オモニ」、父を「アポジ」と表記してあるのは訳者のどういう意図か?暴力的社会環境。それでも族譜のある元ヤンパン階級らしい向学心。学生時代、日韓条約反対運動に邁進。現代財閥に入社。強引手段出世の始まりは釜山ーソウル高速道路。日韓条約の経済協力金で作った。これや地下鉄建設等で日本への感謝の弁が入れば韓国も先進国だが/政治に足を引っ張られ過ぎ。関連するかも知れないが政治に野心持ち過ぎ2013/05/09

ken

1
***途中の感想メモ 年始から積みっぱなしになっていたのに手をつけたんだけどコレちょーおもしれー。まだ3章までしか読んでないけど、なんつーか、本宮ひろし的エピソードにあふれてる。ヒュンダイ建設入社当初に、たたき上げの現場長と金の出納でモメた話とか(マジで「ほう、こいつ」って言われてる!w)、隣の工場が何度言っても粉塵防止装置つけてくれないから、「明日12時まで待ってやる、それまで何もしなければ実効手段に出る」って、そっちの工場の前の道路をブルドーザーで掘り返しちゃうとか、豪快すぎんだろw *** 読み終2011/05/18

rebanira_itame_man

0
韓国大統領の自伝。極貧→苦学→学生運動・収監→ビジネスでの成功(46歳で現代建設会長)→大統領、というとんでもなくすごい人でした。 このビジネスでの成功っぷりが、すさまじい。現代建設をマレーシア、イラク、ロシアへの海外展開し、韓国トップの建設会社に成長させた人。2012/10/28

雪だるま

0
竹島問題で、気になったので読んでみた。波乱万丈な人生。強い生き方、考え方はすごい。経営者としては良いんだろうね。今、どの国もトップになるとすぐ落ちて行く。期待し過ぎ?2012/09/04

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