内容説明
少壮の実業家ニックが姿を消した。夢の抗癌ワクチン開発成功かと報道された直後だった。墜落した専用機の残骸が見つかるが遺体は発見されず、ワクチンの実態も不明のまま、社は存亡の危機を迎える。事件に巻き込まれた女性経済コラムニストのカーリーは、調査を始めた。ニックは本当に死んだのか?彼は癌患者を救う救世主なのか、それとも公金横領を企む詐欺師だったのか。
著者等紹介
クラーク,メアリ・ヒギンズ[クラーク,メアリヒギンズ][Clark,Mary Higgins]
1929年ニューヨーク生れ。夫と死別後、ラジオの台本などを書いて生活費を稼ぎながら5人の子を育てた。’75年『子供たちはどこにいる』でベストセラー作家となり、速い場面転換と視覚的サスペンスに富んだ描写で多くのファンを魅了している
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学卒業後、OLを経て翻訳家
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