内容説明
心理学者でラジオのパーソナリティでもあるスーザンは、傍目には言うことなしの人生だが、両親は離婚、姉に恋人を奪われた苦い過去もある。自分の番組で、世界周遊中に行方を絶った女性証券アナリストの事件を取り上げたところ、リスナーから謎の電話が…。女性ならば誰にでも覚えのあるちょっとした孤独感や不安につけこみ、次々と命を奪う、シリーズ中最も魅力ある犯人登場。
著者等紹介
クラーク,メアリ・ヒギンズ[クラーク,メアリヒギンズ][Clark,Mary Higgins]
1929年ニューヨーク生れ。幼な馴染の夫と死別後、ラジオのプロデューサーとして働きながら5人の子を育てた。’77年『誰かが見ている』でベストセラー作家となり、速い場面転換と視覚的サスペンスに富んだ描写で多くのファンを魅了している
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
1952年東京生れ。立教大学卒業後、OLを経て翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kitinotomodati
4
場面転換が頻繁で読みやすい。容疑者は4人、果たして真犯人は誰か?最後までわからないなんて事はないけど、先へ先へ読み進めたくなる作品でした。2021/01/15
ポリ
2
最後まで犯人が分からずハラハラした。伏線がいっぱいあって、どの人が犯人か予想がつかなかったから、最後まで楽しませてもらいました。面白かった。2016/07/31
あきひと
1
登場人物と場面転換が多くて苦手な部類の作品。犯人探しのために何度も前に戻るものの、まあ苦労しました。2017/01/05
DERIA
1
安い手作りの指輪が連続殺人のカギになっている。思わせぶりな容疑者が今回は3人いてる。最終二人まで悩むところ…と言いたいが、裏表紙のあらすじ説明を読めば、犯人はほぼ確定される。もうちょっと隠してほしかった。 今回もハラハラは続き、スーザンの姉が再び妹の恋人に自己中な言い訳をしながら接近。自分に姉妹はいないがこれはきついと思う。2014/06/29
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
2002年5月7日