内容説明
TV局記者のメガンは、取材先の病院で自分そっくりな女性と遭遇した。通り魔の被害者で間もなく死亡したが、その夜メガンは「あれは間違いだった」という不気味なファックスを受け取る…。体外受精で実績を誇るこの病院では不祥事が続き、胎芽を扱う医師の身分詐称も判明した。彼女の身元保証は、メガンの父の会社が行なっており、父は帰宅途中の事故で、行方不明のままだ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月
1
本棚から。何度目かの再読。2024/07/02
安藤スミス
1
自分とそっくりな死体を見つけたらどうするか? 真面目に仕事しながら謎を追うドライさが新鮮だった。
tomaton44
0
思わぬ収穫物な一冊。自分とそっくりな遺体と父親の失踪、母親が経営するレストランの経営などなどが絡み合って物語が進む。しかし、どれも根がひとつのことから発生している。実に良い。面白かった。バーニーや霊能力者など若干不要なキャラクターがいる気はするが、それを差し引いても巧みな伏線&最後のどんでん返しで驚かされた。聞けばアメリカでは「サスペンスの女王」と呼ばれているそうだが、その称号に恥じない内容だった。残りの作品も機会があれば是非読みたい。2013/02/15
月
0
本棚から。5、6回目の再読。2018/11/16