内容説明
南アフリカの刑務所からテロリストが脱獄した。比類なき有能ぶりから「コードネーム・ゼロ」と呼ばれるこの男は、大富豪ダイスンと共謀し、世界経済を崩壊させる空前の爆弾テロ計画を企てる。一方、離婚後ひとり息子を育てながらFBIの仕事を続ける女性捜査官セーラは、とある娼婦殺害事件をきっかけに彼らの計画を知る。迫り来る爆発時刻―。ハイテク技術満載の問題作に全米驚愕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroshi Takeshita
1
とっても大事な会話に瑕疵がある様な気はするけれど、まぁ、それはそれ。全体としてはとてもいい。ところで、150万ドルで購入した映画化の権利はお蔵入りなのだろうか?フォーサイスばりの本作より、コミカルな別の作品も良かったし、この作家次も読みたい一人ではある。2018/08/19
hash
0
○
yos
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綿密な取材に裏づけられた、銀行業界の高度なコンピュータシステム、通信技術と暗号、爆弾メカニズム等に関する記述はとても興味深かった。物語の舞台は、南アからスイス、ベルギー、フランス、アメリカと世界に広がり、壮大なプロットは読むものを飽きさせない。完璧なテロリストボーマンと、FBI女性捜査官セーラとの対決は圧巻。1999/04/11
sensei
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「コードネーム・ゼロ」というテロリストが南アフリカの刑務所から逃亡するところから、話が始まる。彼は、米国に恨みを抱く、大富豪ダイスンと共謀して、世界経済を崩壊させる空前の爆弾テロを企てる。FBIのシングルマザーのグループとの闘いが始まる。 2019/02/15
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