内容説明
CBAはFBI、警察当局と別に独自の捜査班を組織し、その結果を毎日報道することにした。リーダーは、かつてスローンと、誘拐されているジェシカの愛を争ったこともある敏腕取材記者パートリッジ。彼の献身的な努力と、テレビ局の頭脳と取材能力の限りを尽した調査は実を結び、犯人像が少しずつ見えてくる…。報道機関の社会的使命と企業論理の対立を巧みにとり上げた人間ドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koo
7
読み終えると1990年当時のテレビ局の社会的役割、テロリストに対する報道スタンスなど興味深く描かれてましたがいかんせん900ページ超と長すぎましたね。ラスト200ページから一気にテンポアップしますが最後までFBI、警察が介在せずになされるご都合主義的救出劇なので非常に違和感を感じましたし結局誘拐+救出物としたら他作家ならもっとコンパクトでスリリングに描いたと思います。既読作に比べてはイマイチでした。2024/07/31
7H
1
やっぱアーサーヘイリー面白いわ。また違うの読んでみよっと。(殆ど全作1回は読んでるけど)2019/11/11
yukichi
1
ようやくよみ終わりました息を呑む展開はすごく面白かったしかし長かった…という感想がはじめにでてきました2013/01/08
朱音
1
人気ニュースキャスターの家族が誘拐。だが犯人からは身代金の要求はない。普通の誘拐モノのような始まり方なのだが、さすがはヘイリー、一筋縄ではいかないストーリー展開である。2004/05/11
shiaruvy
0
コメント予定 [H05.11.25 初版]
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