新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション<br> 英国諜報員アシェンデン

個数:

新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション
英国諜報員アシェンデン

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年10月22日 02時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102130292
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

時はロシア革命と第一次大戦の最中。英国のスパイであるアシェンデンは上司Rからの密命を帯び、中立国スイスを拠点としてヨーロッパ各国を渡り歩いている。一癖も二癖もあるメキシコやギリシア、インドなどの諜報員や工作員と接触しつつアシェンデンが目撃した、愛と裏切りと革命の日々。そしてその果てにある人間の真実―。諜報員として活躍したモームによるスパイ小説の先駆にして金字塔。Star Classics名作新訳コレクション。

著者等紹介

モーム,サマセット[モーム,サマセット] [Maugham,William Somerset]
1874‐1965。イギリスの小説家・劇作家。フランスのパリに生れるが、幼くして両親を亡くし、南イングランドの叔父のもとで育つ。ドイツのハイデルベルク大学、ロンドンの聖トマス病院付属医学校で学ぶ。医療助手の経験を描いた小説『ランベスのライザ』(1897)が注目され、作家生活に入る。1919年に発表した『月と六ペンス』は空前のベストセラーとなった代表作である

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954(昭和29)年岡山県生れ。翻訳家、英文学者。法政大学社会学部教授。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Panzer Leader

97
実際に英国諜報員だったサマセット・モームの連作短編集。派手なアクションシーンがあるわけでもなく、さりとてル・カレのように厳しい世界を描いているわけでもないが、アシェンデンの沈着かつ冷静な観察眼による人物描写に重きを置いたリアル感溢れるスパイ小説。2022/11/26

マエダ

95
かなりの部分が作者の実体験をもとに書かれているという本書。物語ももちろん面白いがどこと言えないような会話の切れ味がモームの魅力。金原瑞人さんとモームの組み合わせは本当に面白い。2017/10/24

Kajitt22

84
人間観察の達人サマセット・モームによる『英国諜報員アシェンデン』。人物描写もそうだが、平易で読みやすい文章にふりかけられたアイロニーとユーモアのスパイスが効いている。主人公アシェンデンはモームその人だろう。第一次世界大戦を背景に揺れ動くヨーロッパをうまく切り取り描いている。最後、革命前夜のペテログラードの描写は圧巻の臨場感だが、そこに洗濯物がでてくるのがモームらしいと言えばいいのか。2018/04/17

星落秋風五丈原

68
小説論をあれだけ前説で力説するモームのことだから、意外性があってもきちんと収拾をつけてくれるのだろうと期待するが、全てがそのような終わり方をしていない。「えっ、これで終わりですか!」みたいな結末になっている短編もある。言ってることと書いてることは別ってことでしょうか?本編は作家にして英国諜報員アシェンデンの活躍譚である。諜報員と聞いて皆が真っ先に想起するのはイアン・フレミング描くところの007だろう。アシェンデンにも上司はおり、Rという男性だ。2017/08/02

やいっち

66
実に面白い。読者を楽しませることをよく考えている。絶妙な会話は、チャンドラー作品などへも影響したのか。サスペンス作品にはもはや、不可欠の要素なのかもしれない。自らがスパイだった経歴のある作家が何人かいるという。実体験を書くわけにはいかないだろうが、現実のスパイ活動の中での、虚々実々の駆け引きが作品の中に生きているようだ。  一気に読むのが勿体なくて、敢えて数日を費やして読んだ。若かったら、繰り返し読んだだろうな。モームの有名な作品は繰り返し読んできたのに、本作を見逃していたことが悔やまれる。2018/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11985209
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品