感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかだん
4
再読。高校生の頃に出会い、厨二病真っ只中な自分を狂わせた逸品。後にバイトしまくって全集を買い、結局古本屋で買ったボロボロのこの文庫本が1番読みやすかった。年を取った今ではもう受け付けないかなと思ったが、さにあらず。牢内でひたすら妄想に耽り、時に我にかえって苦しむジュネのマゾヒスティックな悦びが物凄く理解できる。共感と言ってもいいかもしれない。そしてひどい生い立ちの中にこれ程の詩才と独自の美的感覚が養われる事に改めて敬服。真の天才とはジュネの事と覚えたり！2022/10/04
卍ザワ
0
読むのがきつかった。浜田亜紀子のソロ作「キラリ」を聞きながら、なんとか読了。堀口大學の訳が、体質的に合わなかったかな。「夜間飛行」でも、そうであった。短くて大助かりだったが。他の訳者だと、どうなんだろうか。2015/03/14
みずえ
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中学時代に夢中になって読んだ本。たとえ翻訳が変でも、世界観に引き込まれる。
のんき
0
S53.8.10 12刷
茶器
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辿り着けない、追い付かせてくれない。けれど美しい。2009/05/03
