新潮文庫<br> 続あしながおじさん

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新潮文庫
続あしながおじさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102082041
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



ジーン・ウェブスター[ジーン ウェブスター]

畔柳 和代[クロヤナギ カズヨ]

内容説明

幸せな結婚を果たした級友ジュディに、彼女の育った孤児院の運営を任されることになったサリー・マクブライド。何不自由ない家庭で育ったサリーにはとても抱えきれない重荷だが、ジュディや恋人の政治家、嘱託医にユーモアたっぷりの愚痴を手紙に書いて送るうち、少しずつ院長の責務に喜びを見出していく―。『あしながおじさん』に勝るとも劣らない、愛と感動の結末が待つ名作。

著者等紹介

ウェブスター,ジーン[ウェブスター,ジーン] [Webster,Jean]
1876‐1916。ニューヨーク生れ。ヴァッサー大学卒業後、1912年に出版した『あしながおじさん』と’15年の『続あしながおじさん』で名声を博す。大学在学中から社会事業にも興味を寄せ、後に少年感化院や刑務所改善の特別委員などを務めた

畔柳和代[クロヤナギカズヨ]
1967年生れ。東京医科歯科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

109
『あしながおじさん』の主人公ジュディの学生時代の友人サリーの物語。上流階級で育ち婚約者は政治家、苦労知らずのサリーがジュディの育った孤児院の院長になり改革していく。こちらも書簡形式で、彼女が書く手紙から日々起こる事件の顛末や気持ちの揺らぎを必死で想像する。もどかしいのなんの。焦らさないで全部教えてぇ〜と身悶えしながら読む。持って回って3回グルグル後唸って噛みつくような威勢のいいサリーの喋りが大好き。池井戸作品とハーレクインを足してマサカリで割って、どっちかやるから寄付しなさいよ!と脅されるような楽しさ!2017/06/16

aika

51
永遠の少女小説「あしながおじさん」の続編は、かつて少女だった私たちを力強く後押ししてくれる物語でした。前篇の主人公・ジュディが育った孤児院の院長に突然任命された友人サリーが、わんぱくな子供たちへの愛情と改革に心血を注ぐ様子をしたためた手紙には文学的なアイロニーがたっぷり。嫌なことがあっても悪態をついて乗り越えていく姿にパワーをもらえます。特に敵殿ことマクレイ先生とのバトルは見物です。結婚と仕事の狭間で悩むひとりの女性の生き方と、現代的でない優生学的見地も含めて社会的背景を基盤にした骨太な物語でした。2020/03/05

ユメ

42
こちらも新訳の刊行を機に再読。続編の主人公は、ジュディの親友サリー。良家のお嬢様であるサリーは、ジュディが育った孤児院の院長となる。最初はとんでもないと思っていたサリーが、次第に孤児院の改革に開眼し、持ち前の手腕を生き生きと発揮するのが気持ちいい。サリーが孤児院の抱える問題に敢然と立ち向かうのは、単にこの仕事に適性があったからというだけではない。かつてこの環境で過ごした親友の幼き日々を思うからこそである。サリーとジュディの友情の篤さに胸を打たれる。幸せな結末に満ち足りた気持ちで本を閉じた。2017/07/21

飛鳥

30
孤児だったジュディが育った孤児院の院長になったジュディの大学時代の親友サリーの素晴らしい物語についつい感涙です。恋人の政治家との行き違いから躍起になって院長に就任したもののお嬢様育ちのサリーにとっては予想外な事ばかりの孤児院で昔からの因習を壊しサリーらしいハチャメチャな行動から孤児院と子供達を変えていく彼女の手腕が素晴らしいです。対人関係も面白可笑しく描かれていて機械の様なスコットランド人のお医者さんとのギクシャク振りも良いです。ラストも感動的で世界的名作だなぁと惚れ惚れしてます。何度も読み直したい作品。2017/11/30

との

29
表紙がかわいくて。あのあしながおじさんの続編。ジュディに孤児院の運営を任されたサリーが、孤児院のことや自分の心境を手紙に書いて綴る。宛名はジュディ、恋人、そして嘱託医。原題のdear enemy。彼女の孤児院運営への取組み、心境の変化、そして恋の様子が描かれてている。夜寝る前にベッドで読んでいたこともあって正直あんまり内容きちんと読んでなかったんだけど、最後の方は面白かった。2018/03/03

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