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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
178
10年振り以上の再読。第一次世界大戦中、従軍中のギャツビーは、良家の令嬢デイジィと相思相愛になる。大戦後は長引きデイジィは同じ良家のトムと結婚する。何も持たないギャツビーはデイジィを諦めきれず、危ない橋を渡りつつ成り上がっていく。NY郊外のデイジィの家の近隣に邸宅を購入したギャツビーはデイジィに会うため週末毎に大規模なパーティーを開く。ギャツビーのデイジィへの愛情はひた向きである。しかし彼の葬儀は寂しい。ニックから去るベイカー。傲慢なトム。村上春樹がきっかけで本書を読んだので相似性を感じた。また読もう。2015/06/13
あきぽん
136
100年前のアメリカの話だけどなるほど普遍的な物語だと思いました。華やかな世界の人々の痛い恋愛。芸能界なんかそうですね。恋愛は華やかな世界でも地味な世界でも大抵「痛い」ものだと思いますが。そして現代の一般人も虚栄心からくる疲れにはご用心。2020/10/17
扉のこちら側
129
2016年702冊め。【197/G1000】一人の女性への愛を成就させるために、あらゆる手段を用いて巨万の富を築いた男。豪華絢爛な夜会の、その光と影の虚像。何度も映画化されているが、それはベトナム戦争後だったり9.11テロの後だったりと、アメリカが国家として揺れている時期が多い。失敗しても過去は取り戻せると信じるギャツビーの姿は、アメリカ人にとって希望の物語なのだろうか。2016/09/07
Major
122
【Note2】Note1の続きから…この物語全体が何やら現在と過去を行きつ戻りつするような麻痺にかかっているように思えてならないのだ。それを、フィッツジェラルドは架空の地理をもって描出した。いわゆる、フィクショナル•ジオグラフィックという文学技法である。地図上に落として観ると、ニューリッチと従来の富裕層の対立も、西端の大都会ニューヨークの前ではどちらも郊外に位置しており、その対立などは取るに足りないものだと、地図は雄弁に語る。→2025/12/30
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
122
個人的にはフィッツジェラルドの名作というよりは、映画の原作というイメージ。1920年代のアメリカ、ニューヨーク郊外の豪邸で繰り広げられる豪華なパーティーの真の目的は?最近ではデカプリオの映画も面白く見たのだけど・・・。いまいち文章で読むとのりきれず。。結果がわかっているだけに、フェードアウト。2017/08/14




