新潮文庫
琥珀の望遠鏡〈上〉―ダーク・マテリアルズ〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102024218
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

コールター夫人に連れ去られ、薬で眠らされたライラ。ウィルは二人の天使を引き連れて救出を試みるも、頼みの短剣が折れてしまう。一方、別世界で不思議な生物・ミュレファと交流を始めたメアリー博士は、ウルシのプレート二枚から〈琥珀の望遠鏡〉を作り出し、初めてダストを目の当たりにする。天使、よろいグマ(パンサービョルネ)、ミュレファ、ガリベスピアン。あらゆる種族の思惑が交錯する、激動の第三幕。

内容説明

コールター夫人に連れ去られ、薬で眠らされたライラ。ウィルは二人の天使を引き連れて救出を試みるも、頼みの短剣が折れてしまう。一方、別世界で不思議な生物・ミュレファと交流を始めたメアリー博士は、ウルシのプレート二枚から“琥珀の望遠鏡”を作り出し、初めてダストを目の当たりにする。天使、よろいグマ、ミュレファ、ガリベスピアン。あらゆる種族の思惑が交錯する、激動の第三幕。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ] [Pullman,Philip]
1946年、英国ノリッジ生れ。児童文学作家。父親が英国空軍の軍人のため、子供時代は様々な国で暮らす。オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、戯曲、絵本、児童文学などを発表。代表作に「ダーク・マテリアルズ」三部作があり、『黄金の羅針盤』で’96年にカーネギー賞とガーディアン賞を受賞。また『琥珀の望遠鏡』では2002年にウィットブレッド賞児童文学賞を受賞し、児童文学として初めて最優秀賞も受賞するという快挙をなしとげた

大久保寛[オオクボヒロシ]
1954年、東京生れ。早稲田大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

66
新しい世界へとやってきた研究者のメアリー・マローン。彼女が出会ったミュレファという不思議な生物たちが興味深い!え、木の実の車輪?長い鼻?など、想像するだけで楽しい。しかし、一方、ライラはいったい何をしようとしているのか…私の足りない頭では理解不能で、本書上巻後半、またもやライラの平気で嘘をつく様子に辟易…(汗)。ティアリスの言葉を借りれば「次から次へと空想を抱いて、うそをうそとも思わなくなっている」と考えると、少しライラの生い立ちに気の毒さを感じてしまうのだが…。さて、三部作ラスト下巻でどうなるのか!2021/10/16

さぼてん

7
最終章。最後の決戦に向けてめっちゃ激しい展開だった。コールター夫人は本当に母性に目覚めていたのか…?ウィルとライラが無事合流できてよかったけど、天使が…2023/06/18

せんにん

5
コールター夫人に連れ去られ、薬で眠らされたライラ。救出を試みるウィルだったが、短剣に異変が…。一方、別世界の研究者・メアリーは琥珀の望遠鏡により"ダスト"を目の当たりにする…。シリーズ最終章。それぞれの種族、それぞれの世界の思惑。それぞれの想いが交錯する。ライラ自身が成し遂げたいこと。"死者の復活"それは奇跡か贖罪か?2021/09/14

k

2
あと少しだが色々出てきたな。2022/11/26

銀丸083

2
読了。はてさて、どうにかこうにか読み終えたが、しばしこちらの頭が混乱気味。はたしてこの作品が面白いのかどうか?勢いだけで読んできて、自分的には余り面白さを感じられない様な。次巻でこの思いは変われるのかな?2021/07/19

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